去年のGWに中国は雲南のツアーに参加しました。
5泊6日で混迷、石林、麗江などの観光地巡りです。
15名でしたが2つのグループと3組の熟年夫婦、そして単独参加が
自分と60代後半に見える女性の構成だった。
自然というか当然というか、ホテルやレストランの食事では二人だ
けが半端なので隣になったり、移動のバスは隣の席になるし観光地を
見物するときは一緒に歩くようになった。
麗江を見物して最後の夜はチベットに近い・・というかチベット文化
圏の標高3000mを超える高原にあるシャングリラという町で泊ま
りました。
食事が終わって最後の夜というので他の人たちはお土産を買いに町に
繰り出して行きました。
自分は特に土産をやる相手もいないので手持ち無沙汰にしていたら彼女
が申し訳無さそうに「時間があればお土産を買いたいので一緒に行って
欲しい」というのです。
もちろん「喜んで」と一緒に出かけました。町はとても静かで清潔な感
でノンビリと買い物を楽しみました。
ホテルに帰る途中に広い公園があったのでその中を一回りしようと誘い
人気のない公園に入りました。そこは広い芝生と池、周りにポプラの木
が黒々と聳えていて町の明かりは届きません。その分空は満天の星で天
の川がハッキリ見えるほどです。
噴水(水は止まっていたけど)の脇のベンチに並んで腰掛けてお互いに
名前しか知らなかったので先ず自分は35歳で長野出身、仕事は川崎の
化学会社で技師、そして独身であることなど話しました。
彼女(名前は愛川雪江さん)は、ご主人を6年前に病で亡くし、息子
2人はそれぞれ結婚して独立し、孫も3人いるが今は中野のマンション
で一人で暮らしていて67歳になることなど聞きました。
ふと見ると雪江さんが寒そうにしていたのでホテルに戻ろうかとも思っ
たけど今帰ったらそれぞれの部屋に入るだけだし、もう少し一緒にいた
かったので自分のジャンパーを脱いで着せ掛けてやりました。
雪江さんは遠慮していたが帰ろうとも言わずに素直に羽織ってくれました。
つづく