今から10年ほど前。
大学に入ってしばらくして、サークルの先輩の家で徹マンをして帰ってきた朝のことでした。
自宅アパートの前の道を歩いていると、アパート方からガシャガシャガシャンと音がしました。
近づいていくと駐輪場の自転車かドミノ倒しになっていて、細くて小柄なおばちゃんがオロオロしています。
「大丈夫ですか?」
などといいながら自転車を起こすのを手伝うと。
「ごめんなさいね,,,」
と声をかけてきたおばちゃんの方を向くと、屈んだおばちゃんのTシャツの襟元から胸の谷間とそれを包む水色のブラが見えました。
当時熟女にはなんの興味もなかったのですが、一瞬ドキリとしてしまいとっさに視線をはずしました。
おばちゃんがそれに気づいたかは分かりませんでしたが、そのあと自転車をお越しながらお互いにここの住人であることやお互いの部屋が上下であることなど自己紹介を話して別れました。
部屋にかえってシャワーを浴びながら、さっき見たおばちゃんの谷間を思い出し悶々としてしまいオナニーしてしまいました。
眠気に勝てず午前の授業をバックレて寝ていると玄関のチャイムがなりました。
ドアを開けると先程のおばちゃんが立っていて、その手にはタッパーの箱がふたつ。
「おにいちゃんお昼まだでしょ?さっきのお礼に作ったからよかったら食べて!」
そういうとおばちゃんはタッパーを自分に押し付けてきました。
「独り暮らしだと大変でしょ!私でよければなんでも相談に乗るからいつでもいってね!」
そういいながらおばちゃんの視線は自分の股間の方に行きます。
そこには朝立で大きくなったテントが,,,
「若いとやっぱり元気ね(笑)」
「はぁ、すいません汗」
「いいのよ汗!私の方こそ行きなり押し掛けてごめんね!」
そう言うとおばちゃんは小走りで階段を上がっていきました。
そのあといただいた昼食を美味しくいただき、午後の授業に出てからタッパーを返そうとおばちゃんの部屋にいきましたが鍵がかかっていたので"ありがとうございました。美味しかったです。"とメモを添えてドアノブにかけておきました。
それから数日して、深夜バイトの帰りにおばちゃんにあいました。
「あら、いまかえり?」
「はい。えっと早枝さんもですか?」
「私近くで小料理屋をやってるのよ。○くんはアルバイト?」
「そうです。○○って居酒屋で。どうりで料理上手なんですね」
「ありがとう。○君みたいな若い人の口にあってよかったわ。よかったらご飯一緒にどう?まだ食べてないんでしょ?」
そう聞かれた自分の手にはコンビニで買ったカップ麺。
「ありがとうございます。でもご迷惑じゃないですか?」
「一人分作るのも、二人分作るのも変わらないわよ。それにそんなのばかり食べてたら体に悪いわよ」
「それじゃあお言葉に甘えて」
それから二人連れだっておばちゃんの部屋に行きました。
部屋に入ると女の人の部屋にしては殺風景な、よく言えば綺麗に片付けられた部屋はなぜかすごくいい匂いがしました。
「すぐにできるからその辺にすわってて」
そう言うと早枝さんは自分を1kの部屋のまん中にある小さなテーブルの脇に座らせて、台所に立ちました。
しばらく台所にいる早枝さんと会話しながら待つと、早枝さんが野菜炒めと味噌汁、ご飯をお盆にのせて運んできました。
「お酒は飲める?発泡酒しかないけどよかったら飲まない?」
そういう早枝さんは少し飲んでいるのかほんのり赤くなっていました。
「いただきます」
そう答えると2本の発泡酒の缶をもって早枝さんが向かいに座りました。
「こんなおばあちゃんが相手で申し訳ないけど、乾杯」
「そんなことないです。いただきます」
それから二人で色々な話をしながらご飯を食べました。
会話の中でわかったことは、早枝さんは早くに離婚していて別れた旦那さんとの間に息子さんがいたこと。
離婚してから一度もその息子さんには会わせてもらっていないこと。
年が意外なことに60を過ぎていること(母親と同じ50くらいだと思っていた)。
自分も高校の時付き合っていた彼女と大学進学を機に別れたことなどを話しました。
そして食べ終わり、お互いにもう一杯飲もうと早枝さんがもって来たとき、早枝さんはなにも言わず自分のとなりに座りました。
「今日はこんなおばあちゃんに付き合ってくれてありがとうね」
「こちらこそ、ごちそうさまでした」
「○君さえよければいつでも食べに来ていいのよ。正直ね○君のこと見てると息子を世話してるみたいでうれしくなっちゃうのよ」
「ありがとうございます。早枝さんの料理すごく美味しいんで僕でよければ息子さんの代わりをさせてください」
「ありがとう,,,」
そういうと早枝さんはじっと自分のことを見つめてきました。
自分はもう心臓がばくばくして早枝さんから目が離せず、しばらくそうやって見つめあっていました。
「少しの間だけ抱かせて貰っていい?」
唐突にそう言うと、早枝さんは返事を待たずに自分に抱きついてきました。
自分は全く反応できずに、早枝さんのなすがまましばらく早枝さんの胸に抱かれていました。
目の前にはおばちゃんとはいえ女の人のアルコールで少し色づいた胸元、仄かにかおる香水の匂いにあたまがくらくらしてきます。
自分の意思とは関係なく股間に熱が集まっていくのがわかります。
しばらくそうして早枝さんが名残惜しそうにゆっくり体を離した後、いとおしそうに自分を見つめてきた瞬間、自分の中のなにかが弾けました。
早枝さんの細い肩をつかんで、無理矢理にくちづけるとそのまま強く早枝さんを抱き寄せました。
早枝さんは自分の胸を押し返すように抵抗しますが、その力は弱く、次第に腕から力が抜けていきます。
そうして早枝さんの抵抗がなくなった頃、抱き締めていた腕の力を抜き顔を話すと、早枝さんが困ったように自分を見つめてきます。
今度はゆっくりと口づけ、早枝さんの口内に舌を差し入れていくと、早枝さんもそれに答えてくれるように舌を動かします。
部屋のなかには舌の絡み合う湿った音と、ときおり漏れる早枝さんの吐息が静かに響いています。
そっと早枝さんの胸に手を置くと、早枝さんは逃げるように身を捻ります。
そうして唇をはなすと
「こんなおばあちゃんを抱きたいと思うの?」
と聞いてきました。
その顔は年相応にシワがよってはいますが、もともと色白の肌が赤く染まり、目はとろんとして明らかに女の顔をしていました。
自分はなにも答えず早枝さんを横にすると、首から鎖骨にかけて口づけ、再び胸に手をやりました。
「あぁあ,,,」
と早枝さんから吐息が漏れ
「まって、ダメ」
という早枝さんを無視して、服の上から胸を揉み続けました。
しばらくそうしていると早枝さんの鼻息が荒くなり、喘ぎの頻度も上がって来た頃
「お風呂に入らせて,,,おばあちゃんでいいなら、○君の好きにしていいから、お風呂に入りましょう?」
そういうと早枝さんは自分を見つめてきました。
自分が体を浮かし早枝さんを解放すると、早枝さんはゆっくりと立ち上がり僕の手を引きながら
「しょうがない坊やね(笑)久しぶり過ぎてちゃんとできるかわからないわよ」
そういって笑顔を浮かべました。