東京駅6:32発 はやぶさ1号新青森行き。
6月の平日のためかグランクラスの客は
まばらだった。大宮まで私の隣も空いて
いる。「雨かぁ~」
新青森でクルマを借り、十三湖から竜泊
ラインで龍飛。陸奥湾沿いに蟹田へ、フェリー
で下北に渡り、新青森まで。ゆったり2泊3日
の旅が始まった。
加代子さんとは、週一のペースで会いセックスを
している。最近の加代子さんは自ら積極的に快楽
を求めてくるようになった。相手が喜ぶ快感に
目覚め、それが自らの快感につながっている。
私も同様だが、挿入に至るまでの行為が好きに
なっている。私と出会いまではセックス=挿入
だったのが、前戯や後戯の気持ちよさを知り
積極的になっている。
はやぶさが大宮駅に入ると、ホームで小さく
手を振る加代子さんの姿を認める。
アテンダントに飲み物と食事をオーダーした
後、私の腿に手を置きにっこり微笑む。
腿に加代子さんの手を感じただけで反応
しだす。「まだ大きくしちゃダメ」私の
耳元で囁く。「他の人にばれそう?」
「多分大丈夫だと思うけど、私が欲しく
なっちゃうもん」
「ひょっとして濡れてる?」「うん」
「いつから?」「電車が近ずいたあたり、
明に会えると思ったら濡れてきたの」
「後で確かめなきゃね」「うん、早く確かめて」
「後で…」
加代子さんはズボンの上から勃起を掴み
「固いね、私のおちんちん後で食べちゃう」
こういう会話も楽しくできるようになっていた。