こんな掲示板があったとは…同志がいた!
昨年の夏のこと。
日中の野外と夜の屋内イベントが一緒になった、とある
プロモーションイベントで、会場のレイアウトと仕切り
を任されたことがありました。
コンパニオンを10名ほど、日中は、サテン地のパツン
パツンのポロシャツにハイレグホットパンツ、その下
に光沢のあるストッキング、夜は、着変えて、イブニング
ドレス風の格好になる、というプランでした。
さて事前打ち合わせ。
コンパニオンは、もちろんエージェント事務所に派遣して
もらい、衣装も(衣装代は主催もち)エージェントが用意
する、ということになったのですが、着替えの場所がない。
これでは困るね、というのを、屋内会場を下見しながら、
トイレからほど近い会議室のひとつをつぶせば、ここが
着替え場所にできるでしょう、と。ただ、化粧直しや何やら
があるので、全身の映る鏡、ロッカー10台は、事前に用意
してもらわないと、とのこと。
予算にも余裕があったので、承諾し、ロッカーには、ちゃん
とコンパニオンの名前をつけて、準備。鏡も準備OK。
ここのカギは、会場警備員からもらえばいいのかなと
もらいにいくと、なんと、2つ同じのがセットになっている!
これは何かの運!と事前に早くも心臓をバクバクさせながら、
当日朝に、「はい、このカギは、エージェントで持って管理
してください。」と1つだけ手渡し、もう1つは自分のポケッ
トへ。
さあ、これで準備完了。この日は、朝からの猛暑で、午前
11時の段階で、コンパニオンの皆さんは、汗だくたく。
野外のステージ等でイベントをこなすたびに屋内へ戻って
きて、「きゃー、もうべたべた」「やだ、私、くっさ」とか
無邪気にはしゃいでいる。
(そうそう、いいのだよ、もっと臭くなっていいのだよ。)
と内心心臓バクバクさせながら会話を聞き、さて、夕方に
なって、夜のイベントのために、皆、着替え室へ。そして
化粧もばっちり直して、10名皆が、屋内ホールへと向かっ
ていきます。
よっしゃ、と内心ガッツポーズをとり、トイレや着替え室
周りをうろうろして、誰もいないことを確認し、いざ、
予備のカギで、着替え室へ…。
(つづく)