第一部 出会いと布石
(邂逅)
2005年夏。高校一年生としてアパレル店舗にバイトで入ったメス。私は彼女の人材派遣担当営業。
メスの大きな瞳、整った鼻筋、小柄ながら真っ直ぐに伸びた背筋。そして陸上競技で鍛えられた体幹。それは洋服越しの凹凸を見るだけでわかる素晴らしいスタイル。
私はその姿を最初に目にした瞬間、心の奥底に微かな衝動が芽生えた。
(観察)
定期面談で店舗を訪れる度に彼女の日々の業務態度を観察する。
接客時に見せる笑顔。棚を整えるときに覗く横顔。何気ない動作の一つひとつに、他の従業員とは異なる昂揚感を感じた。
それは、無垢と無防備が同居した存在感。
(関心と隙)
この時期、私と彼女の関係はあくまでビジネスの上だけで親しくもせず、冷たくもない。
敢えて関心を示さないふりをすることで、彼女が安心し、警戒心を下げていくのを待った。
その裏で狙っていたのは、いつか訪れる隙。そこに付け入るための布石を並べる時間だった。
(布石)
定期的な面談の名目で彼女との会話を重ねる。
学校生活、陸上競技、進学の悩み。彼女が語る内容を記憶し忘れないよう記録し、次の会話で自然に繋げる。
その積み重ねは信頼のように見せかけたが、実際には後の罠へと続く通路を作る作業だった。
第二章 観察の継続
2005年の出会いから数年、立場は変わらず関係も変化はなかった。
アパレル店舗の派遣担当者とアルバイト。たまに交わす形式的なやり取り。笑顔を交わしながらも、距離は一定に保たれたまま。
(潜む関心)
私は50代既婚で、しかも30歳以上の年齢差。そして外面は穏やかで優しい担当者。ただし裏では黒い衝動を育てていた。
(静かな狙い)
彼女にとって私はただの担当者。特別な感情はなく、安心と無関心の中で過ぎる日々。
平凡に見える時間。実際には突破口を待つ長い溜め。
第三章 転機の兆し
2008年秋、リーマンショックが勃発。彼女の両親の家計が傾き、彼女は大学進学を諦めかけていた。
定期面談でその話を聞いた。入学金、学費、生活費。全てが高い障害となっていた。
(好機の予感)
成績優秀。陸上でも全国レベル。だが金がなければ未来は閉ざされる。
彼女は高い時給の仕事を求めていた。居酒屋やいっそガールズバーでも時給が高ければ構わないと。
私は即座に危険を理由に考え直すよう説得した。しかし本音は別。あえて高給への道を閉ざすことで、私の企みに繋ぐ狙い。
(計算と抑制)
表面は優しい言葉。心は黒い期待。
愛人契約は無理だと分かっていた。ならば別の形で――。
第四章 最初の提案
彼女が時給の高いバイトを求め始めた頃。
私は「これは私の商売ではないが、知り合いのカメラマンが未成年のポートレイトモデルを探している」と持ちかけた。
知り合いの第三者の存在を装い、万一断られてもその後の自分の仕事に悪い影響が及ばぬよう仕組んだ。
(仕掛けの始動)
条件はポートレイト撮影。顔は出るがもちろん服を着たまま。
水着もヌードも絶対にないのがカメラマンからの提示。彼女は悩んだ。少し考える時間を欲しいと言った。私は信頼を崩さないよう「じっくり考えて。私の売上にはならないけどね」と笑って頷き、心とは裏腹に彼女を応援するような仕草を装った。
(興味と警戒)
一週間の熟考の末、彼女はポートレイトモデルのバイトを承諾。
報酬は時給5,000円、終日拘束で4万円。
ここから私の企みのシナリオは動き始めた。
第五章 正体の告白
撮影の確約を得たあと、私は次の一手を準備した。
「契約書を交わすべきだ」と助言し、喫茶店で会う約束を取りつけた。
後日、喫茶店を訪れた彼女に、実はカメラマンというのは私だ、と初めて正体を明かした。
(仕掛けの核心)
彼女は驚いたが同時に安堵の色も見せた。見知らぬ第三者ではなく顔を知る相手。その事実が彼女の不安を和らげた。
私の狙い通り。それも最初から計算に入れていた。
(信頼の取り込み)
私から文面も契約も不要と申し出た。
彼女も「口約束の方がモデルをした事実が文面で残らない方が安心」という旨を呟いた。
互いの目を見て交わした約束。それは表向きの信頼。裏では私の支配の入口だった。
第六章 最初の撮影
2008年1月。約束の日。
朝9時から夕方5時までの拘束。報酬は4万円。
彼女にとっては大学進学の資金の一部。私にとっては長期戦への布石。
(緊張と期待)
内容は彼女の想定通り。撮影順は彼女に警戒心を抱かせないように無難なポートレート撮影、陸上ユニフォーム撮影、そして水着撮影と下心を悟られないように順序を考慮した。
私はいかにも写真撮影が趣味を演出する為に無理して購入した一眼レフでシャッターを切り続けた。
正面から、横から、立ち姿を中心に。内心、初めて服越しではあるが、彼女の肉体をまじまじと見ることが自然な流れで出来た。当然ながら私の身体に生理的変化が生じ始めた。
(昂揚の露見)
私の穿いてるズボンは生地の柔らかいジャージ。敢えて下着は着けず直接股間の隆起を彼女に認識させるのが目的。
その隆起は当然隠せず、彼女もすぐに気づいた。
「大丈夫?気にならない?もう撮影やめようか」?と私は優しさを装って口にした。
彼女は「大丈夫」と受け入れた。ここで中断したら報酬が減ることを避ける為だと思っての判断と推測。
(静かな罠)
私は股間の隆起の度にその怒張を鎮めるための中断を繰り返した。隆起した股間を鎮める事で彼女に配慮していると見せかけて、実は撮影時間を彼女が原因で浪費してしまう演出を行った。その分の私の無意味な経済的負担感を強調して彼女の心に私への申し訳ない気持ちを生じさせた。
その日の撮影は、私の仕掛けた罠を一つずつ形にしていく作業だった。
第七章 返済の提案
最初の撮影から数日後。定期面談という名目で店舗を訪れた。表面は変わらず、穏やかな担当者の顔。
しかし互いの間には、すでに共有された秘密が横たわっていた。
(沈む羞恥)
彼女は伏せ目がちで平静を装いながらも、撮られた記憶の影が残っていた。
私はその仕草を見逃さなかった。むしろ、その反応こそを楽しんでいた。
(次の布石)
私から大学進学の話題を切り出した。希望する私大は費用が重すぎる。かと言って国立は偏差値的に厳しい。
どちらにしても行き先は見えない。彼女の未来は揺らいでいた。
私は軽い調子で口にした。
「君なら愛人契約を望む男はいくらでもいるだろう」
彼女は即座に拒否した。身体を売ることは死んでもしないと。
(長期的撮影継続の提案)
私は笑みを浮かべた。
「それでいい。身体を売る必要はない」
優しい言葉で支えながら、別の道を差し出した。
「この前のような撮影なら、定期的に続けられる」
そう告げた時、彼女は即答はしなかった。だが、表情は肯定を滲ませていた。
(人生の負債の始まり)
やがて彼女は恐る恐る尋ねた。
「前払いは可能ですか」
彼女の口から出た数字は130万円。私は私は驚いたふりをし、即答せず、沈黙を置き、考える仕草を見せた。
内心では、すでに答えを決めていた。妻には秘密の営業コミッション200万円強の秘密の貯金があるからだ。
第八章 契約と前払い
「少し時間をくれ」と伝え、その場を切り上げた。
それは彼女の頭の中に、合格後のキャンパス生活や陸上部での未来を描かせるための時間を与えるため。
希望を抱かせたまま、答えを先送りするのが狙いだった。
一週間後。喫茶店で再び向かい合った。
私は「必要な日までに130万円を工面する」と告げた。
彼女の表情は一瞬で喜びに変わった。
(焦らしと期待)
私は付け加えた。
この金を捻出するために、自分の飲食、風俗など遊興費を削ることになる。
その代わりに次の3つの条件を提示した。
1.全裸を撮らせて欲しい。
2.撮影中の生理的変化の怒張を自己処理させて欲しい。
3.撮影の際、決して君に触れることはない。約束は必ず守る。
彼女は暫く考えた末、その条件を受け入れた。既に彼女にとってその条件は130万円を前にして受け入れざるを得ない小さな障害でしかなかった。
その場で撮影時間での長期返済という枠組みが成立した。
(時間換算返済方式)
私は一括返済を防ぐ条項を、当時の彼女に気づかれぬよう組み込んだ。
将来、彼女の収入が増えても、まとめて返済する選択肢は閉ざすためだ。
当時の彼女はその意味を理解しなかった。だが私には必要な布石だった。
第九章 返済撮影の開始
金を渡した翌週。私はすぐ返済撮影の初回を計画。
彼女の考えが変わらぬうちに、彼女のデジタルタトゥーを取得する必要があるからだ。迷わせる時間を与えない。
(従属の確認)
彼女には既に予定があった。それでも調整して時間を確保した。
2時間、返済分1万円に相当する設定。
金利はゼロ、返済は時間で消化していく。その枠組みを彼女は受け入れていた。
(撮影場所の選択)
舞台はビジネスホテル。
ラブホテルは私が知り合いに目撃される危険がある。私自身の保身のため。
同時に、事前に部屋で撮影機材設置や着用衣装準備など彼女を迎える準備をしたかったためである。
(支配の演出)
入室時刻を秒単位で指定。
部屋に入った瞬間から彼女を取り囲むように複数の自動シャッターとビデオ。
シャッター音が部屋中に響き、日常から切り離された世界を作り出す。
次に、私は全裸で彼女を迎えた。
今自分が置かれている立場、上下関係を一目で理解させるための演出。
抵抗の言葉はなかった。驚きと戸惑いを隠そうとする表情だけが残った。
(記録の開始)
入室と同時に部屋に上がる事を許さず、玄関先の地べたの上で、衣服を一枚ずつ脱がせながらの撮影を開始した。
撮影は最後まで玄関先での立ち姿を中心に構成。
初回は敢えて下品なポーズは避け、ただの立ち姿を「記録」と称して機械的かつ無機質に刻んでいった。
それは私の撮影計画からもう後戻りできなくするためのデジタルタトゥーの入手だけが目的であった。
同時に、私は彼女の目の前で自分の怒張をパンパン音を立てながら激しくしごいて自らを処理した。
これは非日常の異常な行為を常態化させるための演出。
最後は1メートル以内の至近距離での自己処理の瞬間の強制的な凝視の強要。羞恥と屈辱を彼女に深く刻み込む行為。
終わったあと、私は彼女に口頭での感想を求めた。
私自身の形状、放出物の臭いなどその印象を言葉にさせる。
言葉にさせることで自分の立場を思い知らせるのが目的であった。
(後戻りの消失)
彼女は困惑し、視線を逸らした。
しかし、それが狙いだった。
完全に彼女の全ては永遠に記録され、既に逃げ場を失った事実を悟らせる。
この日を境に、彼女は元の生活に後戻りできなくなった。
第十章 継続と深化
返済の枠組みは動き始めた。
一度きりでは終わらない。彼女の生活には学費という現実があり、私の側には証拠と記録がある。
(日常化の兆し)
2回目以降も舞台はビジネスホテル。
時間は短縮され、2時間から1時間半、やがて1時間へ。
返済額に換算すれば一度ごとに数千円。回数を重ねる毎、放出処理の費用対効果が向上していく残酷な構造が明らかになっていった。
(形骸化する抵抗)
初回の驚きや緊張は次第に薄れた。
表面の笑顔は増え、言葉遣いも敬語に統一された。
その変化は服従ではなく、諦めに近いもの。
私はそれを「受け入れ」と解釈し、継続の理由とした。
(深化する演出)
撮影は立ち姿から徐々に踏み込む。
脇を晒すポーズ。両脚を開かせる構図。
露骨さを避けながら、羞恥の度合いを少しずつ増していく。
抵抗がないことを確認しつつ、確実に深みに引き込んでいった。
脇見せガニ股にハラワタ全開… 世間に晒されれば人生終了確実な証拠が毎回大量に生み出し、私にコレクション化されていった。
(支配の確立)
彼女は沈黙を選ぶ。
嫌悪を示さず、肯定もせず。
ただ黙って時間を消化する。
その沈黙こそが、私にとって最大の従属の証だった。
第十一章 鑑賞会の始まり
2010年頃。新しい展開が加わった。
記録は私一人で抱え込むものから、他者と共有するものへ。
(外部への解放)
最初は一人のゲスト。
ビデオボックスやビジネスホテルに入り、大型モニターに映す。
一度限りの観客。匿名で、素性は知らない。
ニックネームだけで呼び合い、終われば解散。
(嘲笑の共有)
映像を前に、嘲笑が起こる。
美少女の面影を残したままの姿。
立ち姿、脇、ガニ股。
誰もが口々に揶揄し、その空気を楽しんだ。
(広がり)
やがて複数人が集まるようになった。
少人数のときもあれば、意外に多い顔ぶれになることもある。
酒を片手に、笑いながら鑑賞する。
やがて参加者は固定され、感性の合う者だけが残った。
(秘匿と興奮)
メス自身は私が見知らぬ男達に「メスの全てを見せている」こと知らないし、鑑賞会の存在は伏せられている。
彼女が気づかぬまま晒され、笑われる。その事実が最大の興奮だった。
第十二章 同癖ネットワーク
鑑賞会は次第に形を持ち始めた。
その場限りの集まりから、継続的に繋がる関係へ。
(形成)
集まる人々は匿名。互いに本名も素性も知らない。
ただニックネームで呼び合い、必要な言葉だけを交わす。
相性が合わなければ自然に消えていく。
残るのは、同じ癖を持つ者だけ。
そうして小さな輪が、ゆっくりと安定した形を取っていった。
(日常化)
オンラインでは一対一でやり取り。
仕事の合間、個室に籠もって短く交わす会話。
現実に集まるのは、ごく限られた頻度で、その時だけメス顔面を男達に晒す。
(秘められた共有)
メスはこの事を全く知らない。
この嘲笑と共有の特殊な場は、完全にメスには伏せられている。
彼女の不在こそが、男達に最大の昂揚を生む要素だった。
第十三章 嘲笑の深化
同癖ネットワークは、次第に独自の空気を持つようになった。
ただ映像を眺めるだけでは終わらない。そこには必ず嘲笑が伴った。
(冷笑の連鎖)
誰かが言葉を投げる。
「メス、お前皆に見られてるぞ!」
「親や彼氏が見たら泣くぞ!」
「こんな姿を世間に晒して、お前の人生は既に終わってるぞ!」
その一言に、場がざわめき、嘲笑の輪が広がる。
嘲笑はただの娯楽ではなく、共有の儀式になっていった。
(哀れの演出)
立ち姿。そして脇見せ晒ガニ股の構図。
映像は同時に複数モニターで流されることもあった。
引きの画角と至近のスマホ映像を同期させ、同じ瞬間を多角的に見せる。
それを見比べながら、メスの惨めさと晒され感を増幅させていく。
(興奮の核心)
メスは知らない。
彼女の不在は嘲笑の効果を倍加させた。
そこにいる誰もが同じ興奮を覚える。
同じ癖を持つ者同士、冷笑で結束し、興奮を共有した。
第十四章 儀式の深化
それまでは各自が衝動を吐き出すだけの鑑賞会だった。しかしある時期からその儀式が進化して男達とメスの間接的凌辱の儀式に深化していった。
(里帰り)
それは彼女の穿き古した下着を私が端金で入手することに始まった。それは下着を媒体として使用した自己処理の目的での入手であった。
しかし下着所有数は限られるため私の自己処理使用後に洗って返還する行為により無限に彼女の着用下着を入手する里帰りと称されるシステムが整ってきた。
(重ね塗り)
その里帰りシステムが鑑賞会で話題になると私と男達は卑劣な悪巧みを思い付いた。
それは男達の放出物を彼女の里帰り下着の股部分の一点に集中放出することである。
その行為を重ね塗りと称した。その行為は徐々に熱量を帯び毎回より厚い層を成すようになった。大量に重ね塗られたその臭いが更に男達に興奮をもたらした。
(間接的凌辱)
そして、鑑賞会の成果物として重層に重ね塗りされた下着は自然乾燥や平滑化処理を経て外観からは男達の卑劣な行いの痕跡が消失するまで技術的に発展した。
そしてそれは次回撮影会時に里帰りシステムに使用されることで男達の間接凌辱が完成した。
彼女は男達の子種が股部分へ大量に凝縮濃縮され重ね塗られた下着を何の疑いもなく着用して毎回帰宅するようになった。
その際その着用する姿は毎回動画により記録され次回の鑑賞会で上映され、更により男達はまた放出すると言う永久機関的儀式として定着していった。
第十五章 短縮される時間
返済撮影は年月の中で形を変えていった。
当初は2時間。今はメスの多忙や私の返済期限延長目論みで15分〜20分。
(効率と惨めさ)
短い時間でも放出による満足という結果は同じ。
報酬に換算すれば、1時間で5,000円。
15分ならその四分の一。
彼女にとっては効率の悪い返済。
だが、その非効率こそが惨めさを際立たせた。
(形式化)
入室、撮影、終了。
一連の流れは儀式のように固まった。
抵抗も驚きもない。ただ短時間で消化されていく。
(昂揚の理由)
予定よりも返済は遅れる。
残高は減らず、未来は遠のく。
その計算が示す現実が、彼女の姿をより哀れに映し出す。
第十六章 残高と未来
残りの返済は、まだかなりの額が残っていた。
一度の撮影での返済は僅かな金額。
時間換算による返済方式は、いくら頑張っても先が見えない返済。
(遅延する完済)
返済完了時期は当初の見込みからは大きく遅れていた。
短時間の繰り返しでは到底追いつかない。
もしこのままの形が続くなら、彼女が50歳近くになる頃まで続く計算になる。
(未来の惨めさ)
それは若さを失った初老のメスの姿で、変わらぬ玄関先での脇見せガニ股という同じポーズを繰り返す。
そして映像の中で老いを晒す日が来る。
その未来を、今はまだ彼女自身が想像していない。
(冷酷な予感)
完済は遠い。
遅れが積み重なるほど、惨めさは深まる。
その数字の示す未来こそが、最大の罠だった。
第十七章 終わらぬ返済
返済遅延の仕組みは巧妙に計算されている。
一括で終わらせる道は最初から奪われていた。
若き日、彼女はその意味に気づかず契約を受け入れた。
(延長される拘束)
短時間の撮影。