私ってノスタルジストなんでしょうか…寒くなるこの時期、スカート下に穿く毛糸のパンツに興味が沸いてしまいます。
婦人用品店や通販、ネットショップで確かに販売してますが、どれも似たり寄ったりでカラフル、しかもキャラクター入りだったり、腹巻き兼用だったりして個人的には好きになれません。
やはり昔ながらの単色でお尻を覆うくらいのタイプ、長さとしては1分丈から3分丈くらいが好みです。
今は見られぬ、いや絶対やっちゃダメなんでしょうけど、私が中学生の頃は未だ「スカート捲り」なんてありふれた光景でした。
そんな場面に居合わせると、寒い冬は女の子のスカート下は決まって毛糸のパンツでしたね。むろんブルマーを穿いていたり、タイツだけの子もいました。
その毛糸のパンツ、男子からすると「ズロース」のイメージで、ダサかったんでしょうけど、私は非常に羨ましかったですね。
女子生徒によって、白色やクリーム色、ピンク色、薄緑色等々、皆こだわりがあったみたいで、それが実に可愛らしかったのを記憶しております。
もともと可愛い女子がスカート捲りの標的でしたから、当たり前なんですけど、セーラー服の紺色スカート下に覗ける毛糸のパンツは一際輝いておりました。
防寒対策としてタイツやパンストの上から更に穿くのですけど、女子に尋ねたら「タイツやパンストに透けて見えるのを防ぐため」でもあったんですね。
もっとも、中には毛糸のパンツなのに形状がブルマーのように切れ込んでて、下に穿いてる白い綿ショーツが “はみパン” してる女子もおりました。
現代は「見せパン」「偽パン」など、防寒だけでなく盗撮対策としてブルマーっぽい厚地のショーツ、スパッツを重ね穿きするみたいですね。
私としては、スパッツやブルマー擬きもけっこうですが、どうせなら毛糸のパンツや純粋なブルマーを堂々て穿いて頂きたいものです。
せめて自分くらいは原風景を味わいたいと、最近週末の寒い夜は、毛糸のパンツを穿いてセーラー服姿で寝ております。