~お盆休みの豪雨~
前回は裸の男の人と公園の遊歩道で全裸で楽しんだ場所に味を絞めた変態女がやってきました。
駐車場の隅の方で素っ裸になると外に飛び出します。前回に勝るとも劣らない豪雨です。今日は髪はそのままで手錠もしていません。雨の中だけどオッパイの当たる感覚が少ないけど遊歩道を駆けてるときに感じます。そうです。努力の甲斐あって胸がそこそこ成長しています。
前回男性と遭遇した場所に来ると期待感でいっぱいになります。
「裸よ。雨の中女が素っ裸でいるのよ」。呼びかけてはみるものの返答はありません。それならばと思って前進あるのみで私の足は前へ前へと進みます。そして、
橋の部分まで到達しました。豪雨なので車も少なくて一台が通過した後に飛び出します。「いや、いや。今は来ないで。だめ、だめ」。
橋を渡りきると反対側のマイナーな道路に達して左側に進路を取ります。左側が川で右側が道路です。車が後方から来てもあまり刺激を感じません。
豪雨で白く霧状の中を車のライトが現れます。昼下がりの今は通りはどうなんでしょう。自分のこの姿は不鮮明だと思います。
つまらなくなって遊歩道から降りて道路をまたいで車がぎりぎり通れるぐらいの歩道に移動しましす。素足の感触が土から舗装面に代わります。右側が古い住宅で真正面から車に遭遇して反対車線からは後方の車が来る状況です。
「裸よ、ハダカ。こんな所を女が素っ裸で駆けてるの。素敵、素敵、気持ちいい」。
後方から数台の車が通過しました。車の中からは裸の女が認識できるのでしょうか。豪雨だからなしえることかもしれません。
白い靄の中前方から車のライトです。スロー走行なのですれ違う時はゾクゾクします。この時だけは女っていいと思えます。もう裸を見られたくて仕方がありません。
そして、雨が小降りになってきたのです。首を左右に振って身体を反らして駆け抜けます。
「あぁ、今よ今。素っ裸の女を見て。見られると見られると感じちゃうの。来て、来て、私の全てを見て。あ、いや。後ろから車来た。見られた。見られた。あ、あ、車停まってる。いや、いや」。
このまま前進して車を追い越して全てを見せつけたいという思いがありましたが何とか引き返して住宅の玄関口で身を潜めます。雨は小降りですが白い靄がほぼ溶けかかっています。あのまま通過してればよかったと後悔しますが、それを取り戻すかのようにして辺りを確認した後に道路の真ん中に飛び出します。
「いや、いや。すっぱだか、すっぱだか、気持ちいい、気持ちいい。あーぁ、いやーぁ。道路の真ん中素っ裸。あ、前から車来た」。
後ろを振り返って反対車線に移動します。
「あーぁ、素っ裸、もろにもろに見られた。眼鏡をかけたおばさんに見られた。いや、いや、いや、いや。今度は男よ男に見られたい。男来て、おとこ、おとこ。女が何にも身に着けてないの。あ、来た、来た。前から車来た。あ、男だ男。眼鏡をかけたおじさん。あーぁ、すんごおーい、すんごーい。あぁ、あぁ、もうだめもうだめ」。
後ろを振り返るとすれ違った車が方向転換しています。もしかして車に並走されて裸を見せつけるチャンスなのかもしれません。身体を反らして自分の全てをささげようとします。でも、私の理性が舞い降りてくれました。遊歩道の草むらの中に逃れます。ドア音とともに草むらを移動した後に一気に駆け戻ります。振り返ると男の人が此方にきています。急に怖くなって必死で駆けます。下の道路を車が通過してもお構いなしです。水たまりの中で全裸は有利ですね。男の人が次第に小さくなっていきました。いい加減やめればいいと思っても時の経過でまた同じことを繰り返す。馬鹿なんですね。