~見られた後に~
会社内の男に髪型は違ってもモロに見られたことで気持ちを抑えることができないでいました。その数日後にチャンスはやってきました。夕方過ぎに数人の管理職だけが事務所内に残っていました。
私は更衣室で素っ裸になると手錠を後ろ手にかませて飛び出します。
事務所の前まで来るとドアに向かって大股開きで身体を反らせます。事務所内から聞こえてくる男の声が私のオマンコをくすぐります。今度見られたら事務所にいる時と同じ髪型です。そんな状況が私をさらに大胆にさせます。
ドアの前に向かって180度開脚をします。太ももの内側がフロアのひんやりとした感覚を得ます。今、ドアを開けられたらすぐに反応するのは不可能です。見られたら終わりだとわかってるけどぎりぎりのスリルには勝てません。
身体を反らせて全てをささげます。
「あーぁ、いやーぁ。私素っ裸よ。素っ裸の後ろ手錠でこんな格好してるの。今よ。ドアを開けて私をダメにして。いや、いや、いや」。
目を閉じて首を左右にゆっくりと振って今の状況に浸ります。何にも身に着けていない今が一番幸せな時なんです。
「あーぁ、チンポ来て。あ、いや。チンポがチンポがすぐ近くにいる。いや、いや。あ、あ、あ」。
スリリングな世界の中でゆっくりと目を開けます。裸を見せたい。見られたいという思いが抑えきれなくなっています。この世界から逃れたくないと思って再び目を閉じて身体を反らせます。
「いや、いや、いや。素っ裸よ。来て―、来て―ぇ。あ、あ、あ、あ、あぁ、あぁ。もういい。どうなってもいい。あぁ、あぁ、出てる、出てる。すごい、すんごーぃ。あ、あ、あ、あ、いや、いやーぁ」。
身体を反らして目を閉じることで得られるスリルは格別です。事務所内では制服を着ていた私が素っ裸で大胆な行為に及んでいる今に酔いしれます。
「あぁ、いやーぁ。いや、いや、いや。私変態なの。どすけべなの」。
右側の非常階段から足音が聞こえてきます。30歳ぐらいの真面目そうな男性と目があいました。私は素っ裸です。
直ぐに起き上がって更衣室の方に行こうとしたのですが怪しまれると思って非常階段の方へ泣きそうな顔をして小走りで駆け抜けようとしたときに男性に左の二の腕を軽くつかまれました。
「あっ、柔らかい」。そんな男性の声を聞きながら振り切って非常階段を上っていきます。下の方を見ると男性も登ってきています。
裸の鬼ごっこは私の一番好きなパターンですが今日は屋上で追いつめられるというおまけつきです。オマンコがキュンキュンしちゃってます。
「見られた。見られた。触られた。触られた。すごい、すごい。あぁ、追いかけてくる。いや」。
屋上のドアは開いていて勢いで飛び込みます。素足の感触がフロアのそれから粗いコンクリートに代わります。裸も顔も全て見られたことでゾクゾクしてどうしようもない状態。それも触られています。
貯水タンクの横の方でしゃがみ込んでいると男性が屋上の真ん中あたりでキョロキョロしています。
今なら逃げられる。見られるか見られないかのスリルを楽しんでいたあの頃ならそうしていたでしょう。でも、今の私は違います。素っ裸の後ろ手錠という立場で見られた。触られたという流れに飲み込まれていたのです。
男の人めがけて駆けていきます。「ああっ、いや」。
直ぐに男の人が振り向いて唖然としています。男の人の目を見ながら直ぐ近くをすり抜けて裸を見せつけます。そして男の人の周りを10mほどの間隔をあけて反時計回りに駆けていきます。
「見て、見て。私は露出狂の変態なの。見られると、見られると感じちゃうの」。
私の揺れるオッパイも、いやらしく揺れるお尻も顔も見られてるかと思うとたまりません。こんな時に事務所内にいたあの男が来たらと思うとゾクゾク感の増幅が半端ない。それを期待してる私がいます。
五周目になると男性との距離は2m程になって身体を反らして男性を見つめながらぐるぐる回ります。
「あーぁ、気持ちいい。気持ちいい。見られてる。男の人に見られてる。素っ裸よ見て見て」。
そんな時にタバコを吸うためなのかあの男が入ってきたのです。それを機に10m程離れて身体を反らしながら二周ほど見せつけますがもう一周します。
「いや、いや、見られてる、見られてる。あの男に顔見られたら終わり。あ、いや」。身体を反らせた状態を一瞬だけ解除して顔を晒したのです。すぐに男性めがけて寄りかかって助けを求めます。チラ見せした顔を判別されたでしょうか。
男性は私を抱きかかえるようにしてかばって屋上から出てくれました。一番下の階まで来ると私のことを気遣ってくれてお礼のキスをして別れました。この時唇柔らかいって言われました。
ここで終わればいいのですが今の状況が私を放しませんでした。二人も男に裸を見られたんです。
屋上まで恐る恐る上がっていきます。二人の男に素っ裸を見られた場所を疾走したいと思ったからです。
解放されたままのドアから屋上部を伺います。誰もいません。歓喜に震えながら飛び出します。屋上を身体を反らして周回します。
「いや、いや、素敵、素敵。素っ裸いい。気持ちい」。
天にも昇ろ心地よさを味わいながら三周目に身体を起こします。屋上の隅から隅まで駆け抜けていきます。反時計回りでドアの方に向かっていった時です。ドアの左側で会社の管理職のあの男がタバコをくゆらせながら私のことを見ていたのです。「あっ、いやっ」。
直ぐに顔を伏せた後にゆっくりと顔を見せつけるようにして身体を反らせてもう一周回ります。それもいやらしくお尻を振りながら。
屋上の端まで行くと男の方をめがけて走ります。横を向いてるところまでは顔を見せますが側面からは体を反らして駆けます。会社内の男に裸を見せつけてるなんて信じられません。そしてあの男に対して背を向けると身体を元に戻します。今度正面を向くときは素顔を見せつけたいと思うようになっている。距離的には20mはあると思うのでどうだろうと思います。ゾクゾクしちゃいます。
屋上の端まできてターンすると5mぐらいは顔見せして身体を反らして駆け抜けます。「あーぁ、このままじゃダメ。いやーぁ」。
再び男に背を向けると身体を反らすのをやめます。次正面向いた時にどうしようかと迷います。でもこのままだと素顔を完全にさらしてしまうかもしれないと思うと生唾ものです。端まで到達して正面から5mだけで後は身体を反らします。
「いや、いや、いや」。ゾクゾクしたものが身体中を駆け巡ります。私の全てを見せつけたい。それも毎日顔を合わせる男に。
端まで来てターンします。もう我慢できません。顔見せのままで10m。そのまま突っ走ります。顔を左右に振ってとうとう素顔を晒したのです。男に近づいて目を見つめながら「いや、いや、素っ裸、素っ裸見て。あ、いや、いや、いやーぁ」。
とうとう全てをさらけ出しました。もうどうにでもなれです。再び正面を向いた時にも首を振りながら鋭い目つきで男の前を駆け抜ける瞬間に「いやあーっ」て喘ぎ声を出して通過します。もう私が誰だか分ったでしょうか。制服姿の私と全裸の私は別人に見えるのでしょうか。ただ髪型は事務所内にいた時と一緒です。
もう今度が最後にしようと思っていますが身体中にまとわりつく何かが許してくれそうにありません。今のこの例えようのない場面を堪能したい。でも、危険度を考えると理性が芽生えてきて振り切るようにして非常階段へ消えていきました。
その後は更衣室に直行して私服に着替えて辺りを確認して帰路につきました。
屋上は風も強くて走ってたので髪はなびいてたのでどうかな。顔はばっちり見られたけどね。
いつも思う。馬鹿だねって。