変態告白

～噂の女～
最近の世界は異世界みたいですね。事務所もドアや窓を開けて換気しています。
私は今から身に着けている全てのものを脱ぎ捨てて素っ裸になっちゃうんです。そんなことを心の中で呟いて退社します。
４月になって暖かくなって仕事が終了して近くを散策した後に事務所に戻ってきます。制服のままエレベーターで最上階まで行って非常階段の屋上の出入り口まで行ってネームプレート付きの制服と全ての衣類を脱ぎ捨てます。
身に着けている全てのものを捨て去った後に例えようのないエクスタシーが纏わりつきます。そして後ろ手に手錠をかませます。
少し笑みを浮かべて階段を下りていきます。素足がフロアの感触を受けてオマンコがキュンキュンします。
事務所のある二階まで降りてきてエレベータの前まできて廊下を中腰で進んでいくと夜勤の現場の人の話し声に足が止まります。でもリスクを求めて全開のドアのところまで行くと若い男性社員たちの笑い声にドキッとしました。
男子たちの話の内容はこんなでした。
なんであんなにかわいいんだろう。ばか、年上だろう。だって可愛いじゃないですか。あ、でもこの机の中のもの見ると幼稚な面が見えるよね。でもエロいですよ。そうそうエロくてかわいい。あのパンパンのお尻がいいしボーリング大会の時の白いふくらはぎがたまらん。妙に色白いよね。裸にしておかしてーぇ。特にあの笑顔が鬼かわいい。

なんかこんな風に思われてるのかと思うとゾクッとします。その噂の女がすぐ側で後ろ手錠の素っ裸でいるんです。そして手錠のカギは私の机の中。彼らが開けてる机の中。自分の全てを握られてるかと思うと生唾ものです。そして褒め言葉に満面の笑みを浮かべます。
そんな時、エレベーター音がしました。もう間に合いません。立ち上がるとダッシュで駆け抜けてトイレの方に行きます。彼らの姿が見えました。私は一瞬で彼らはこちらは見ていなかったと思います。
「おい、準備できてるぞ。早くしろ！」。壁越しに様子を伺うとけたたましい音とともにみんなが出ていきます。荒い息遣いで見送ると事務所までダッシュ。自分の机の上まで行って左足を自分の机の上にあげて狂ったようにオナニーします。下の駐車場から機材を乗せる音が聞こえてきます。
「あーぁ、いや、いや。私素っ裸よ。あなたたちがたむろしてた場所でオナニーしてるの。私変態なの。いやー、すき、すき、あ、いい。あっ、あっ、気持ちいい。素っ裸いい素っ裸いい。いく、いく、いく、いく、いく、いく、いく、いく。ああーっ。あ、ダメ早く、早く」。正気に返った私は机の中のカギを探しますがなかなか見つかりません。早くしないと責任者の人が帰ってきます。机をいっぱいまで引き出すと鍵がありました。それを後ろ手で掴むと非常階段まで行って一気に駆け上がります。最も危険な会社内での露出はたまんないです。いつかは見つかって破滅の時を迎えるんだと思います。