~威風堂々~
自宅近くのマイナーな道路で裸を見せつけた私は止まらなくなっていました。そして、それは仕事中に外に出た時に実行するようになってしまったのです。
国道と県道をはさんだ中心部に近いけどマイナー感溢れる路地裏。20m先には広めの歩道と四斜線の国道。空き地みたいなところで制服も身につけている全てのものを脱ぎ捨てて素っ裸になります。少しためらったものの県道部を目指して全裸歩行の開始です。車が一台通過できるぐらいの路地裏の舗装面を素足で噛み締めながら歩きます。朝夕は冷えるけど昼間は汗ばむほどの暑さです。
今までは露出の時は見られるか見られないかのスリルを楽しんでいた。でも今は違う。コソコソと露出するのではなくて堂々と見られる喜びを堪能するようになった。真昼間の仕事中に外を素っ裸で堂々と歩く。私は露出の極みに達そうとしているのかもしれません。
自慢のお尻をブルンブルンさせながら歩いている。国道を尻目に県道部を目指しての全裸歩行。最初の十字路の右側の住宅の前で庭弄りをしてしゃがんでいるおじさんがいました。私には気付いてなかったみたいですが正面から自転車のおじさんが通過しました。振り返ると向こうも振り返っていました。
以外に人が居ないのに驚きました。何故こんなことに気付かなかったんだろう。そう思って県道部までまっすぐ進んでいきます。そして、県道部の手前で立ち止まります。その間、トラックの若い男が「おっ!」という感じで気付いてくれました。軽の30代ぐらいの女性は振り返って「にこっ」とされました。私は認められているのかなといいほうに解釈して後退して二番目の十字路から右に進みます。
何一つとして身につけないこの姿。最高に気持ちがいい。体中に降り注ぐ日差しと身体をする抜ける風。私の素肌に触れ続ける二人。私は素っ裸。素っ裸で歩いているんです。気持ちがいい。
何もかも全てを脱ぎ捨てたこの姿こそが私の本来の姿。それを不特定多数の人に見られることで感じるんです。まさか仕事中に外を素っ裸で歩いてるなんて会社の誰も想像できないでしょうね。そのギャップが拡大することでゾクゾク感が半端なく伝わってきます。
十字路を右に進んで行って直進から左に曲がったときです。前方からお買い物籠を下げた品のいい初老の女性と遭遇したのです。
「あらーぁ!裸でどうしたの。色白くて綺麗。美人さんだね」。
私は軽く会釈をして「え、あ、はい。裸になるのが好きなんです」って言って笑みを浮かべました。
「あら、あなた笑顔が可愛いわね。でも、変な男がいるから気をつけるんだよ。あなた可愛いから」そう言うと軽く会釈をして通り過ぎていかれたんです。
しばらくして「あら、あら」って声が後ろから聞こえてきました。おそろく私のいやらしく揺れるお尻を見て言われたんだと思いました。
素っ裸で歩いて人と会話するなんて思ってもいませんでした。外に出る時、私だけが素っ裸にならなきゃいけないっていう法律出来るかもしれないってこのとき本気で思いました。でも、それが合法化するとスリルないか。
その後は無事に生還することが出来ました。6月8日水曜日。10:30~11:01まで楽しみました。