リアクションがあってビックリしました。
嬉しいです。
途中から省略されてしまってるようです。(泣)
あまり長文はダメなのか…
あのあとは、結局散歩が終わりに近づいてきたから夜にあらためて話す的な約束をし、家の者には怖い話を聞くと言って離れに出向いた。
母などは家人が仲良くなるのはありがたいとばかりにデザートまで持たせてくれた。
姉も誘ったけどパスだった。
姉は大の怖がりだから、断るのを見越して誘ったんですけどね。
お風呂入ってだいたい8時とかまだ宵の口でした。
我が家はだいたい7時に夕飯なので、彼は食事を終えて少し皆と雑談し引き上げたから、ちょうど入浴中でした。
私はかって知ったる離れなのでズカズカ上がり込んで待った。
離れには一間の二階がある。
そこの鏡台の引き出しに蝋燭があるのを思い出した私は、万が一誰か来た時用に備えておこうと思っていて、それを取りに二階に上がると隅に布団が敷いてあった。
まだ使用する前のように整えてある。
彼からすると間借りしてる訳だし綺麗に借りてるのがわかり好感が持てた。
最低限の物しかない二階の方がムードがあるかもしれない。
私は蝋燭をつけれるようにセッティングして二階で待った。
しばらくすると、やっぱり上にいた?と言って彼が上がってきた。
腰にタオルを巻いたままだったが、これは単純に汗がひくのを待つためで挑発してる訳ではないだろう。
渓流も近いし二階は網戸にしておくと涼しい風が入る。
「ここで話さない?クーラーないけど扇風機もあるし充分でしょ。あっ、蝋燭消えちゃうかな?!」
彼はいちおう怪談話の体裁を取ろうとしてる私がおかしかったようだ。
みずみずしい梨と桃の缶詰めをフォークでつつきながら、当たり障りない世間話から入った。
ほどよく時間が経った頃、そろそろ何か着たらと言った。
すると、彼はハッとしたように下におりていった。
なんでも寝る時には何も着ないらしいのだ。
オールシーズン通して。
私はなんか外国人みたいだなあと感心してしまった。
いちおうシーツが汚れないように敷きパッドは持参してきてるというから恐れ入った。
これはあとから聞いたんだけど、あそこから出る先汁とかをつけない用心だったみたい。
興奮してくると男の人も濡れるんだと初めて知った。
うつ伏せに寝る習慣があるようで、けっこうシーツにはあとが残るらしい。
でも、母が洗うなら大丈夫でしょうにと思った。
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