しかし、母は朝になったら私たちのいる部屋にいました。
祖父のいる家に来るまで私たちは街に住んでいました。
しかし父が体を悪くし母も働いていたのですが、客やの家賃さえ払えなくなり祖父の家に引っ越してきたんです。
父は半年後に亡くなり残った私たちを母は働いて養ってくれていました。
しかし、それだけでは足らず祖父の畑も手伝っていました。
母が祖父に連れて行かれた夜、兄や姉が「早くご飯を食べなさい。食べたらお風呂に入って寝るよ。」と言うのです。
たぶん兄や姉は祖父と母が何をしているか知っていたと思います。
お昼でも時折母が祖父の部屋から出てくる時がありました。
頭の毛を繕い着ている物を整えて出てくる母の姿を今でも思い出します。
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