やそじさん、ありがとうございます。
やそじさんの話を呼んで両親の事を思い出しました。
私はやそじさんほど年は言っていませんが、父も戦争に行って帰ってきたのでした。
兄妹は5人で玄関と炊事場ともに2畳ほど、4畳半が2間と6畳が1間の長屋でした。
玄関には靴箱と洗濯機を置いたらあとは通路だけ、部屋もタンスや兄弟の机や布団箱を置いたら狭いものでした。
もちろんベッドなどもなく布団を敷いて、居間(と言えるのか)は食卓机を片付けて両親の布団を敷いていました。
風呂もなく冬は3日に一度銭湯へ、夏は炊事場にたらいを置いて行水でした。
もちろん母も3人の姉もなので一番上の姉が結婚を上げる前の晩まで裸は見放題でした。
そんな家なので夜トイレに行くにも両親の寝ている部屋を通らなくてはいけなかったのです。
両親もその所はよく分かっていたようで、私がトイレに行く音がするとすぐに掛け布団を母と父の体に掛けていました。
いまでこそわかるのですがその体位がいつも寝バックだったのです。
裸の体を重ねていたらおかしいと思って、それに母が四つん這いではすぐに行動がとれないのでと思います。
頭はそれぞれの枕で寝ていても母のお尻と父の腰は繋がっていて私がトイレを終わって帰ると腰を動かし再開するのです。
今では孫が来て私たちの部屋で一緒に寝るのですが、家内とそんな体位で寝るときもあります。
今ではいい思い出です。
※元投稿はこちら >>