二度目に親父がヤッてる現場を見たのは中三の時だった。
春の三者面談を親父がすっぽかしたのがきっかけで、担任に半ば押しかけるように家庭訪問されたことがあった。
当時の担任は二十七才の女の先生だったが、俺の家庭環境を知るとその後何度も家に来ては三人で話し合うようになった。
先生はなぜか俺のことを高く評価してくれていて、大学進学を強く勧めてくれた。
そのためにはなるべくレベルの高い高校へ行くべきで、親父も協力して家事も分担し、今の育児放棄みたいな環境も改善するべきというのがだいたいの主旨だった。
先生は月に一、二度は来てくれて、時には説教じみた口調で親父を叱りつけるようなこともあり、初めは酒を飲みながら聞き流すだけだった親父も根負けしたのかだんだん真面目に先生の話を聞くようになっていった。
「熱心な先生だなぁ」
親父が感心したように言ったことがある。
「お前、運がいいよ。感謝しろよー」
俺も親父と同意見だった。
先生は親父がいない時は勉強を見てくれたり、時には飯を作ってくれたりもした。
俺は感謝の気持ちは大きかったが、やりたい盛りの年頃でもあったからそれだけでは治まらなかった。
間近で見る夏の透けブラやノースリーブの腋の下、女座りの時のふくらはぎ、隣に座って勉強を教えてくれる時の匂い、そういうのをオカズにして毎日のようにシコりまくった。
(俺が大学を出る時二十ニで先生は三十四、結婚もギリありだよな)
とかガキっぽい妄想もしょっちゅうしていた。
※元投稿はこちら >>