やすが家を出たのを見て僕は家に入ると「あら、たくやどうしたの?具合でもわるいの?」といつもの母親だった。僕はやすとのことを母親に言おうかと思ったが、その時はとにかく頭痛がひどいので、そのことだけを母親に言って二階の部屋で寝た。
夕方になり父親が帰ってきた。僕もそろそろ夕飯の時間だと思い部屋を出ようとしたら、父親と母親が、僕が具合が悪く早退してきたことなど話をする声が聞こえてきた。僕は階段を降りようとした時、父親は「今日もやすは来てたのか?」と言ったのが聞こえた。
僕は階段を降りる足を止めた。母親は「今日も来てたわ」と答えた。
「今日はどうだったんだ?」と父親が聞くと、「今日はお口でしてあげたの」
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