こたつの中で緊張と興奮が止まらないでいた、完全に襖を閉めた向こう蒔きストーブの部屋、母と叔父二人だけの密室に変わった。
頭の中でいろんな思いが交差していた、まだ知らないセックスという行為、もしかしたら直接見れるかもしれない、けど、それは決して見てはいけない母の不倫の恥態。
一瞬、父の事が頭を過り胸の奥がいたたまれない切なさを感じた。
それでも押さえきれない興奮に、情けない程に私のペニスは痛いくらい勃起していた。
こたつの部屋で少し動いては止まり、また動いては止まり、蒔きストーブの部屋を覗こうと襖へと近づく。
畳みに顔を擦るように這いつくばり襖に近づく、昔作りの家きちんと閉めても襖にはわずかに隙間が出来ていた。
1㎝にも満たない隙間だが、目を押し付けると思いのほか視界は開け、部屋の様子がはっきりと覗けた。
呼吸を止め、ゴクリと唾を飲み込む…見えた。
初めて見る光景に思わず声を上げそうになるのを堪えた 。
私の目に映ったのは男と女の淫欲な姿、アダルト雑誌の漫画でもなく平面な写真でもない、生々しく抱き合う母と叔父の淫らな姿だった。
仰向けに寝た母へ叔父は上半身をもたれかけ、ねっとりとキスを交わし合っていた、唇を押し付け合い、互いに舌を絡め、吸い、唾液でヌメる唇を交差させる…んんっ…んふぅ。
息苦しそうに、しかし興奮するように母の口から吐息が漏れる。
叔父の片手は母の下腹部へ伸びもぞもぞと動いていた、母は膝の辺りまでパンティーごと履いてる物を下ろし素肌を露にしていた。
ふさついた黒い陰毛、その辺りを叔父の手が這い回っている、叔父はぼそぼそと母に呟きながら顔をにやけさせていた。
母は上半身も首のあたりまで服を捲りあげ、たわわな乳房までも剥き出しにしていた。
今までに何度となく見た母の裸、乳房も尻も、陰部はもちろん尻の穴も目の当たりにした事はあったが、一度足りとも興奮は感じなかった。
女なのだが母は母、性の対象に思う事はなかった。
なのに、襖の隙間から覗く母は私の知らない一人の女だった。
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