つづいた
衣類を脱がせている様な音と両親の粘っこい吐息が聞えた。
父「何やこれ、取れへんで」、母「前」、父「あ?、おぉ、フロント(ホック)かいな。“ぼ、僕、女の人に馴れてないから(笑)”」、母「馬鹿じゃないの?…、ぁ、あん」
恐らく父は母の乳房に吸い付いたのだろう。今から思えば父が羨ましく思えるほど可愛らしい母の鳴き声と切なげな吐息が聞こえて来て、僕は興奮というより緊張で身がこわばらせた記憶がある。女性を愛撫している時の男特有の支配者的な「んん~」といううめくような声と母の鳴き声が暫く続き、
父「はぁぁ、すごい綺麗やでぇ“お母さん”」、母「うぅ~ん、今は“お母さん”はやめて~」、父「でもお前は聞吉のお母さんでもある訳やろ?」、母「そうだけどぉ…」、父「お母さん」チュパ、母「やんっ」、父「お母さんっ」チュパ、母「ぁあ~ん」、父「ママぁ!」チュパ、母「ブッフフフ、や~だ~(笑)」、父「エッヘヘへ(笑)」
信じられない思いだった。僕の父は某制服系公務員でスパルタとまでは行かないけど家族にも自分にも厳しく、普段から滅多に笑わない人で、父が休みの日なんかは家中の空気がピーンと張り詰めていた。母もそんな父に殆んど逆らわず黙って付いて行く古いタイプの女性だったからだ。そういう両親の今まで知らなかったスケベながらも微笑ましい姿、いや会話、特に母が父と“対等”に話しているのを聞いて、僕はまだ未熟なチン棒を充血させながらとても嬉しく思った。
つづくかも
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