従兄弟が座る積まれた藁が崩れるが従兄弟は態勢を崩しながらも母親を離さない。
「あぁ、気持ちいぃ‥姐さんは、もう俺のものだから姐さんの、ここは、もう俺のものやから」
「あぁぁ、今頃に何言ってるの‥もう、何度も何度も、こんな事をしてるのに‥」
「離さんよ姐さんを離さん」
「私‥こんな女では無かったのに、アンタが毎日、毎日‥!アンタのが、いぃ‥もっと突いて、アンタのものにしてぇ」
従兄弟に跨がった母親の体は大きく揺すれ、小ぶりな乳房が上下に激しく揺れる。
「あっ‥あぁぁ、いぃ~ぃ‥いっ逝きそう」
母親の声に従兄弟は覆い被さる母親を強く抱きしめると更に激しく腰を突き上げて行った。
肉がぶつかり合う音に混じり水を含んだ靴を履いて歩いて居る時のような音が聴こえる。
「あぁぁ、いっ‥いぃ~ぃ、私はアンタのもの‥アンタの女」
「逝くぞ~出すぞぉ‥姐さん逝くぅ」
「アンタぁ‥アンタぁ」
壁の板にへばり付く私の手が横に立て掛けてあった木材に触れると同時に音を立て崩れて行く。
その音に母親と従兄弟は、ギクッとした様子で、こちらを見た。
私は腰が抜けそうに成る思いで、その場から走って逃げた。
家に戻り二階で潜むように息を殺していると母親が帰って来た従兄弟も一緒である。
きつい目で私を睨み付け
「こそこそ覗き見をするなんて、お前は厭らしい子やね」
そう言うと、いきなり私は頬を叩かれた。
※元投稿はこちら >>