勝手口から入ってすぐ、母の啜り泣くよな吐息とSの下品な囁きを僕は耳にする事になりました。何をしているかわざわざ確認しに行った僕が馬鹿なのです。さっさと帰れば良かったのです。でも、僕は奥へと…小刻みに躯が振るえていました。とにかく見たかったのです。狭い店です。二人の肌と汗が交じり合いむせるような臭気。そのときSを殴ってでも引き離すべきです。正常な人なら!告白します。僕は変態です。異常です。察して下さい。僕は二人の絡みを覗き見て性的な興奮を覚えたのです。Sの結婚式の時、母は彼の仲人でした。そんな関係の母とSが…僕は二人の情交を凝視していました。想像して下さい。そして家に戻り一睡もせず何をしたか…僕は救いようもない変態なのです。今夜も母を向かえに行きます…馬鹿です。
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