私はトロピカルな感じのカラフルなボーダー模様のビキニを着ていて、彼が私の後ろを通った時に手の甲がお尻に軽く当たった。
当たった感触は彼にもわかったはずで、それでも何もなかったように振る舞う素振りに、私はある種のサインを感じた。
本当に不可抗力なら、彼の雰囲気からすると謝ったと思う。
私も当然少しも騒がず何もなかったように。
これも私のサインだった。
彼はそれも察知してくれた。
焼き物を担当していた私のそばに来て、いつの間にか補助めいた事をしながら話をするようになっていた。
まだかすかに膨らみかけた胸に度々視線がくる。
大きくなくったって私ぐらいの年齢がOKなら、それだってOKなんでしょ?
私は卑屈にならずにちょっと肌寒さを感じても何も羽織らなかった。
彼もサンオイルを勧められ、上半身裸になってからは、近くに上半身とはいえ裸の男がいることに密かに欲情していた。
彼もわりとよく日焼けしていて、意外と筋肉質で顔のわりにはマッチョだなあと、これも自分的には好みだった。
ギュ~ッとしてっ!
心の中で呟いては照れた。
私が欲しい?抱きたい?犯したい?中で出したい?
完全に妄想モードになっていた私…
そういうのって顔に出るのかな、
彼も私の近くから離れようとしなかった。
※元投稿はこちら >>