それから数日後。
電話が掛かってきて、また洗濯をしてくれるとのこと。
5分ほどで洗濯物を取りに来て、僕が一日家にいることを知ると、
「うえのお姉ちゃん(娘のこと)もいるから、お昼食べにおいで」とのこと。
実は、大学生のお姉さんは、僕が当時好きだった女優に似ていて、僕は密かに憧れていました。
だから、お姉さんに会えるならと、行くことにしました。
お昼はパスタだった。
おじさんはパチンコ、したのお姉さんも出掛けていたため、おばさんとうえのお姉さん、そして僕の3人。
ただうえのお姉さんは、お昼を食べたら、友達に会うとかで、すぐにお出かけらしい。
服や化粧もバッチリきめ、ほのかによい香りの香水の匂いがした。
(彼氏とデートなのかな・・・)
僕は少し嫉妬のような感情を持ちました。
そして、パスタを食べながら、こんな天気のいい日に、家にこもっていることをからかわれたり、デートする相手(彼女)を作れとか、何だかんだと話しているうちに、先日の洗濯物の話になりました。
「この前さぁ、カズクンの洗濯物洗ってあげたんだけど、渡す時に間違えちゃって私の下着を入れちゃったのよ~」
「いやだ、ママ、そんなモノもらったら、カズクン困るよねぇ?」
「ああ、はぁ・・・」
とうつむきながら生返事をすると、
「ホントは嬉しかったりして・・・ネッ、カズクン?」
「ええー?うれしいなんてことあるの?」
「ママ、カズクンだって年頃なんだから、色々考えちゃうよねぇ?」
「色々って、どんなこと?」
「いやぁだぁー、そんなこと言えないよね?」
などと、面白半分なのか、散々からかわれていたとき、お姉さんが、パスタを食べ終わった後におばさんが入れてくれた紅茶のポットを僕の方に倒してしまったんです。
よける間もなく、Tシャツ裾からスエットパンツの太股のあたりにバッチリ掛かってしまいました。
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