事を説明した富男さんに、多津子さんは言いました。
『こんなおばさんに興味あるわけないよ。若いんだから』
奥から重雄さんも出てきて言いました。
『この若僧に声かけたんだ。まぁ無理にどうこうって話しじゃないから』
富男さんも、そうだよなと言い、引き上げました。
私も部屋に戻りました。
田舎者の私ですから、重雄さんと多津子さんの生々しい姿が、いえ多津子さんのスリップ姿が頭から離れず、何度もオナニーをしてました。
悶々とした数日を過ごしました。
そして私は、富男さんの部屋を訪ねました。
『仲間に入れて下さい』
ニヤリと笑った富男さんは、私にビールを勧め、それを口にしました。
なぜこうゆうことになってるのか、経緯を聞きました。
多津子さんは離婚してここに越してきて、普通に仕事してたけど職場が倒産、家賃支払いが厳しくなってきて、住人から金を借り払ううちにこうなり、今も続いていると聞きました。
最初は四人入り乱れてしてたそうですが、多津子さんの希望で別々にとなったんだそうです。
月曜は富男さん、水曜は千葉さん、金曜は重雄さんと決まっているそうです。
週末は別れた旦那さんのとこにいる娘さんと会うからダメだと言われ、俺の月曜使えと言われました。
月六千円出せるか聞かれ、出せると答えました。
三人は八千円、お前は学生割引で六千円、それで家賃になると言われました。
『多津子や他のやつには話し通しとくから、今度の月曜、多津子の部屋に行きな。タップリ教えてもらいな』
あとは雑談をして部屋に戻りました。
その月曜の朝、千葉さんが仕事行く前に私のとこにきました。
『話しは聞いた。若いの、頑張れよ』
とニヤニヤされ、重雄さんもきて、同じように言われました。
学校に行こうとしたら多津子さんにもバッタリ。
『ご飯用意してあげるから、食べずにきて?でもこんなおばさんでいいの?』
にっこり笑って言われました。
事は夜なのに緊張してきて、つっかえながら、よろしくお願いしますと言いました。
その日、学校では何をやっても手につきませんでした。
学校から帰ると、多津子さんはすでに帰ってきていて、ガチャガチャと洗い物をしてる音が、窓の隙間から聞こえました。
私は風呂を浴び、身支度を整えてから多津子さんの部屋に向かいました。
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