六畳間には二人の荒い息づかいと、パン、パン、パン、という音が響いてい
ました。
マサルさんにバックから突かれているミカさんの姿を見ているうちに、
私のペニスも再び大きくなってきて、
それに気づいたマサルさんが前にまわるように手で合図しました。
喘ぐミカさんの前に来ると、「ミカッ、口でしてやれ!!」とマサルさんがお
尻をたたきます。
すると一瞬チラッと私の顔を見上げた後、瞳を閉じて怒張したペニスを咥え
ました。
(あの小ちゃくて可愛い唇が私のモノを咥えている!!)
そう思うと、とてつもなく興奮してきてミカさんの頭を両手で押さえながら
腰を振っていました。
マサルさんは更に激しく腰をうちつけながら平手でお尻を叩き始めます。
ミカさんの口から漏れる「う~、うぅ~、」という喘ぎ声と尻を叩くパシ
ッ、パシッという音が部屋中に響き渡ります。
一人の女を二人の男が前後から突いている。この異様な雰囲気に頭は真っ白
になり、2度目の絶頂を迎えようとしていました。
当時の私は口内射精の知識が無かったので、慌てて口から抜いて自分の手で
白濁したものを受け止めました。
ティッシュで処理をしながら少し離れると、マサルさんはラストスパートで
もするように、ものすごい早さで腰を前後に突き始めました。
ミカさんは布団に顔を突っ伏して「あっ、あぁ、いくーっ、いくぅー、」と
大きな喘ぎ声を上げています。
私はそれを見て嫉妬心が湧きました。
当たり前の事ですが、この二人は愛し合っている。
私とのSEXも、二人の快楽を高める演出の一つに過ぎないんだと感じる
と、
なんだか虚しくなってきました。
そして繋がった二つの体は大きな震えの後、一つになりました。
二人同時に逝ったようでした。
マサルさんのアパートを出る頃には夜中の1時をまわっていました。
もちろん終電は無くなっているので、家へはクルマで送ってもらうことにな
りました。
運転中のマサルさんが、「マコト、どうだった初体験の感想は!?」と、ニヤ
ニヤしながら聞いてきます。
気持ちが落ち着いてきて後ろめたさを感じ始めていましたが、
そうとは言えないので、「とっても気持ち良かったです。感激しました、有
り難うございます。」と、精一杯の作り笑顔で答えると、マサルさんは満足
そうに笑っていました。
クルマの中で聞いた話によると、
マサルさんは以前からスワッピングに興味があったそうで、
それをミカさんに話すと、男性経験がマサルさんとだけしか無いのに、見ず
知らずの他人となんてSEX出来ないと拒否されたそうです。
それならばよく知っているマコトとの3Pはどうか?
マコトはミカに好意を持っているようだし、たぶん童貞だろうからお前が筆
下ろしをしてやれよ。
と、口説き落として今回の行為に至ったそうです。
世の中の事、男女関係の事、ましてや夫婦間の性の事など、何も判っていな
かった17歳のガキでした。
思いもしない形で大人の世界を垣間見た一夜でしたが、
今振り返っても素晴らしい体験が出来て良かったと思います。
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