それから毎日のお風呂の介助が楽しみになった。
この頃になるとお義母さんが腰が痛いからと介助を私に丸投げしていたのもあって、お風呂場ではいつも2人だった。
毎回そういうことをする訳ではないが、お風呂に行く前から『そういうムード』になる時があり、そんな時は息子をお義母さんに預け義父と2人でお風呂に行った。
だが未だにお触り厳禁、というか、久しぶりに感じる異性の視線が嬉しくてもっと義父に興奮してもらいたくてドキドキしながら私の行動はエスカレートしていった。
脱衣所までは履いていたショーパンもシャワーで濡れるからと言い訳をして脱いだ。
Tシャツの下にもバラはつけず、谷間を強調した。
それでもお義父さんには触れず、鏡の前でも振り返らなかった。
使い古して曇った鏡越しに感じる視線と吐息を楽しんだ。
そんなことを続けているうちに私の方が我慢できなくなり・・・
「良かったらお背中流しましょうか?」
ある日とうとう言ってしまった。
出来る限り自然に、『そんな気』なんて無いフリをして・・・
「あぁ、じゃあ頼もうかな」
義父にそう言われ、私は初めて義父の身体に触れた。
60代とは思えない、肉体労働で仕上がった色黒な筋肉質の背中。
腕は血管が浮いておりそれもまたたまらなかった。
お腹は少し出ているけど贅肉ではなくラガーマンのような逞しさがあった。
「お義父さん、たくましい背中ですね・・・」
私はウットリしながらタオルで背中を擦った。
「そうか?^ ^でも歳には敵わんよ^^;」
「そんなことないです・・・色黒でかっこいいですよ・・・」
「はは!ただの日焼けだよ^ ^圭介のほうがかおりさん好みやろう?」
「・・・昔は色白で華奢な所も良いなって思ってたんですけど・・・」
「??」
「圭介さんて淡白で・・・私が性欲強すぎるのかな・・・」
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