静香と瑞希、2人だけの時は所構わずキスをする仲になっている。
もちろん、俺の前だと全く遠慮なしで、キスだけじゃなくオマンコの弄り合いまでする始末だ。
そのほとんどが、瑞希からではなく、静香の方からしている。
なぜなら、ずっとセックスをしてもらえない静香の欲求不満の解消が、瑞希だけだからだ。
瑞希とのレズ行為によって、辛うじて暴走を抑えられている。
だが、瑞希とのレズ行為も限界が来る。
そこに俺が参加してるからだ。
目の前に大好きな臭い俺のチンポがあるのに、瑞希のオマンコにズボズボ入ってるところを見せつけられるだけで、自分のオマンコには入れてもらえないのだから。
予定日ひと月前、もうお腹もかなり大きくなってきた時、瑞希に俺と静香の主従関係がバレた。
それまで、絶対に声にしていなかった“御主人様”という言葉を、瑞希の前で声にしてしまったのだ。
小さな声だったが、瑞希は聞き逃さなかった。
真夏の汗だくセックス、その頃から静香の俺に対する欲情の眼差しを、瑞希は疑っていたらしい。
我慢出来ない静香が、何度も俺に“(ご主人様)入れてください”と、自分のオマンコを俺のチンポの先に擦りつけるようになっていたからだ。
その、(御主人様)という静香の口パク、瑞希なりに何て言ってるのか考えていて、どう考えても御主人様しか思いつかなかったようだ。
そういう所は、感が良いというか、感心してしまった。
瑞希が静香を問い詰めた。
「ねえ、静香ちゃん、拓ちゃんの事、御主人様って今言ったよね!そういう事なの!?」
「瑞希、お前の聞き間違いじゃないのか?義姉さんがそんな事言うわけないだろ」
「拓ちゃんは黙ってて!」
もう、俺にも誤魔化しきれなかった。
「前からおかしいと思っていたの!いくら瑞希が見て欲しいって言ったからって、そんなすぐにOKするなんて、真面目な静香ちゃんにしてはって思ってたの。それに、最初から拓ちゃんのチンポしゃぶって瑞希に見せつけたりしてくるし…」
確かに、瑞希にとっては真面目で清楚な印象だった静香が、瑞希の提案を受け入れた時点でおかしな話だった。
まして、俺のチンポを淫らにしゃぶって見せつけたのだ。
その時は、その嫌らしさと興奮で考えられなかったが、日に日に淫らになっていく静香に、喜びと違和感を感じていたのだった。
瑞希は、俺に静香と2人きりにして欲しいと言って、俺を部屋から追い出した。
1時間後、リビングでビールを飲んでいた所に、暗い顔をした静香が戻ってきた。
瑞希は帰ったらしい。
俺との関係を、始まりからすべて、静香のマゾ性癖まですべて瑞希に告白したらしい。
「何も、静香の性癖まで告白する必要なかっただろう」
部屋を出る時、俺に襲われたと全部俺のせいにしろと耳打ちして出た。
でも、瑞希は納得しなかった。
静香が発した、それも何度も口パクで言っていた“御主人様”という言葉の説明を求めてきたのだ。
嘘が得意ではない静香は、瑞希の追及にすべてを正直に話したらしい。
その日から、瑞希の希望で静香は俺の部屋への出入りが禁止された。
2人だけのセックスに戻った。
当然、瑞希と静香のレズ関係も終わってしまった。
そして、静香は一人で悶々としながら、俺と瑞希のセックスを想像し、慰める相手もいなくなり、毎日のオナニー回数が増えて行った。
さらに、静香にとって悪い事は続いた。
兄貴がEDになってしまった。
30歳を過ぎてからの、風疹に罹ってしまったのだ。
40度の熱が続き、コロナを疑われたのだが、それは問題なかったのだが、成人してからの風疹はかなりヤバかった。
1週間の入院で無事退院したのだが、その後からEDになってしまったらしい。
これは静香の出産の後、しばらくして兄貴から打ち明けられたのだが。
ただ、それを打ち明けられた時、兄貴から俺に思いもしない提案と言うか、お願いをされた。
※元投稿はこちら >>