昼前に、叔母夫婦の家へ行くと、叔母は大量の食材を下拵えしていたので、
「こんなに食べられないよ」
と言ったら、
「そうかな?あんまり嬉しくて作り過ぎたかも?てへ!」
って、おどけてみせてました。
(完全に現実逃避している)
と思い、叔母に叔父の容態を話すのは避けました。
私も料理を手伝って、家族三人で会食。
飛沫を飛ばさないなんて、さすがに無理だと思いました。
初めての家族会議になった昼食は、私の実家に、どうやって伝えるかを考えました。
とりあえず、推進派だった母に私から話をして、中道と思われる父を説得して貰い、私が反対派の弟を、懐柔しながら説得する事になりました。
「大丈夫かなぁ?」
と叔母は、弟の事を心配していた。
「あの子って、昔からお姉ちゃん大好き、って感じだったから、お姉ちゃんを養子に欲しいって、冗談で仄めかしたら、私に凄い勢いで怒ってきたからね」
「そうだね。あれは凄い剣幕だったよ。りんちゃん、説得できる?」
「まぁ、自信は無いけど、シスコンだったとしても、今は結婚して、嫁や子供もいるから大丈夫でしょう」(笑)
「ごめん、あの子が結婚してからの話なんだけど」
「実際、私もあの子も、叔父さん夫婦には、これまで随分お世話になって来たんだし、私が説得したら、きっと解ってくれるよ」
と、言ってはみたものの、私も本音では自信が無かった。
でも、既に3人の気持ちは一致していた。
叔父夫婦は両親を説得し、私は弟を説得する役割分担が決まった。
明日、叔父夫婦が実家へ挨拶に行き、私が弟夫婦に会いに行く事になった。
これからドレスアップして、新しい家族とディナーに出掛ける。
(コロナ禍なので8時までらしい)
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