<ビンポン>
玄関のチャイムが鳴り、玄関へ向かうと、扉の隙間から叔父の顔が覗いていた。
「りんちゃん、開けて」
と呼ばれたけど、
「また、マスターキーで、入ろうとしたでしょう」(怒)
と言って私は後ろを向いた。
「ごめん、早く会いたくて、悪気はないんだ」(困)
ロックされた扉の隙間から困った顔をして、
「お願い、凄く寒いんだ。早く中に入れて」
と言うので、
「乱暴しない?」
て聞きながら、挑発的に胸元を開いて見せた。
叔父は私を見て唾を飲み込むと、
「しないよ。絶対にしないから、」
と言ってるし、病人なので、仕方なさそうに、扉を開けた。
手を握ったら、凄く冷たかったので、両手を胸の谷間に挟んで暖めてあげた。
「ありがとう、温かいよ」
「うぅん、ごめんね。意地悪して」
と、ツンデレしてみた(笑)
叔父に熱いお茶を出して、
「今日は2000人を越えたらしいよ」
とコロナの話題をした。
「入院する日は、まだ決まってないの?」
「うん、明日外来に行くけど、その時に話があると思う」
「私も一緒に行こうか?」
「いや、妻が一緒に行くから大丈夫と言われた」
「ふぅん」
と答えたが、叔母の顔が頭に浮かんで、私のスイッチが入った。
晴れた外は、眩しいぐらい明るかったので、窓際に行くと、私はスカートの裾を掴んで持ち上げた。
「お兄さん、私のパンティを脱がして」
と言ってみた。
「いいの?」
と言いながら、近づいてきた叔父は、躊躇う事なくショーツを巻き取るように脱がせた。
露にされた股間に心地よい風が吹き抜けた。
「これは?」
「タンポンのヒモだよ。お兄さんに抜いて貰いたくて、午前中から待ってたんだよ」
と言ったら感動していた。
「嬉しいよ、りんちゃん。今日も後でお小遣いをあげるからね」
今年、三度目のお年玉を貰うアラサーは、ナンネでも、世界でも、私ぐらいだろう(笑)
「お願い、抜く時は、ゆっくりね?。急に抜いたら痛いから」
と釘を差したら、叔父は「くす玉」のヒモを慎重に引いて行った。
途中で「ふん!」とアソコにチカラを入れたら、中から真っ白いままの物体が、叔父の目の前に跳んだ。
驚いて目を丸くする叔父の顔が子供みたいで、私の母性本能を刺激した。
「ねぇ、ビックリした?」
「凄いよ。どうやったの?」
「(笑)お兄さんに説明して、解るの?」(笑)
叔父は、しばらくキョトンとしてから笑った。
つづく
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