今朝は、ジョギングのコースを変えて、叔父夫婦の家の前を通った。
庭で庭木を眺めてる叔父を見かけた。
偶然ではない。
「おはようございます。時間通りでしょ?」
「………」
今日から毎朝、私は叔父と決まった時間に会う事にした。
「身体の調子は、如何ですか?」
足踏みしながら訊ねると、家にいる叔母の目を気にするように、小声で
「大丈夫」
と言った。
「りんちゃんは?」
「そろそろ生理が始まりそうです」
「じゃあ、しばらく無理だね」
「いいえ、週末には新しい胎盤になるはずだし、今週でも構いませんよ」
「なにを?」
「練習ですよ!」
「練習?」
「叔父様とセックスするのは初めてだし、叔母様以外とした事ないですよね?」
「………」
「良ければ、午後にでも、散歩に行くとか、口実を作って、私の部屋に来てください」
「本当に良いのかい?」
「もちろんですよ。楽しみにしてますからね」(笑)
1ヶ月の役目を終えた胎盤が剥がれそうな頃は、下腹の奥も疼いて、私もオトコが欲しくなる。
焦った卵巣が、排卵を促進して、ホルモンが分泌する。
子供の頃には憂鬱だった身体の違和感も、大人になった現在では、高揚感に変わった。
「叔父様?」
と呼んで私をみたので、着ていたサウナスーツのファスナーを下げて、叔父の前で見せつけた。
「見えますか?」
と言って、服の中で上下に揺れてるオッパイを見せた。
「やめなさい、こんなところで」
と言って狼狽えてる叔父に、
「待ってますからね」(笑)
と笑顔で言いながら、私は走り始めた。
気持ちの良い朝の冷たい空気が、マスクで火照った顔を冷まして行った。
午前の会議は、感染対策関連のシリアスな話題だったけど、午後の事を考えてたら、気がつかない内に終わっていた(笑)
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