部屋を背にして湯舟に肩まで浸かっている私の背後から早苗さんが抱きついてきました。
そして私の方に頭を付けて甘えるように「今まで本当にありがとう。富貴君のお陰で何とかやって来られたんだよ。お父さんの事はとても悲しかったけど富貴君が居てくれて支えになったんだから」
「だから今夜はそのお礼もあって、2人でゆっくりしたかったの」「私がお父さんと結婚する時、一番不安だったのは富貴君が受け入れてくれるかどうかだったんだけど
本当は嫌だったかもしれないのにそんな顔一つ見せずにOKしてくれて本当に嬉しかった。」「だから私は富貴君に借りがあると思ってるの」
ちょまぁこんな感じの事を背後から耳元で言われた訳なんですが、露天風呂で、2人きり、後ろを振り返れば夢に何百回も出てきた早苗さんの裸!
もうほとんど早苗さんの言葉が入って来ないんですw
振り返りたい!→でも今振り返ると自分が何をするか分らない!→でも振り返って早苗さんの裸が見たい!→いや振り返ったらマジでヤバい!
これの無限ループでした。
で、結局早苗さんの「ねぇ、聞いてる?ちゃんとこっち見てよ」の言葉に簡単に負けてしまい、振り返ったのでした。
早苗さんと目が合う。しばらくの沈黙、そして ついに 無言のまま抱きしめてしまいました。
少し驚いたような感じでしたが、すぐに私にもたれかかり私の背中に手をまわし、お互い抱き合いました。
心が震えて感動したというか、もうこのまま永久に抱きしめていたいとも思ったのです。
早苗さんの小さな身体(私と比べて、です)、柔らかな胸が私の胸に当たります。その時までおとなしかった息子さんが痛いほどに急に元気になってしまい
メチャメチャ焦りましたが、隠す事が出来ないのでもう諦めです。「あ、ごめんなさい」としか言えませんでした。
すると驚く事に早苗さんの口から「私なんかで興奮してくれるんだ」と思わぬ言葉が出たのです。まだしどろもどろの応対しか出来ない私。
早苗さんは片手を私の背中から息子さんへと移動したのです。
ぎゅっと握られた私の息子さん。耳元で「元気ね」と囁かれたら更に元気になります。湯舟の中で少し前後されたのでこのまま!と期待したその瞬間に
「はい、おあずけね~。続きはご飯の後のお楽しみよ~」とはぐらかされてしまいました。
そして早苗さんは先に上がってしまい、湯舟に独り取り残された私とさっきまで期待に膨らんでいた息子さんは、シュンとなったのでした。
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