もうダメかもしれないと諦めムードが漂っていたところで、ドアがカチャ…と静かに開きました。
娘が歌を歌ってるのを聞いた義母がやってきて、私に身振り手振りで私が変わろうかと言ってるようでした。
私はコクコクと頷き、義母が娘の布団に潜り、寄り添います。
私は気を使ってリビングに移動しました。
その時、タイミングはここしかないと気付き、とっさに台所へ向かうと、冷蔵庫を明け、自分の飲むビールと、義母に勧める甘いチューハイと乾きもののツマミを用意し、義母が娘の布団でそのまま寝てしまわない事を祈り、リビングで義母を待ちました。
10分が一時間にも二時間にも感じられました。
30分ぐらいが過ぎようとして、ダメかと思い込んでいたところで、またドアがカチャ…と静かに開く音がしました。
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