いきなり抱きついてきて、香菜が…
『礼ちゃん、私…私…きのうの夜…』
目に涙を溜めて、首を振りながら話そうとしない
『香菜、わかないなぁ~、あっ、お母さんから電話あったよ。着いたら電話くれるようにね』
『ああ…充電器なくて、どうしよう』
『全く…ほら、俺の』
ケイタイを差し出すと、涙を拭きながら、美代子と話をした。
『お母さんったら…自分で買いに行けばいいのに…』
『ん、どうした』
『大切な人が来るんで、出掛けられないんだって…もしかしてぇ~』
『何を買って来いって…俺が行こうか』
『ん、いいから。礼ちゃんにはちょっとねぇ~ひ・み・つテヘ』
今から買って、自宅に届けて戻ると言って出掛けた。まぁ~、自宅と往復しても、1時間とかからない距離ではある。
私は、梨香に電話した…
『あっ、礼ちゃん。梨香ちゃんで~す。香菜行ったでしょ』
『バ~カ、自宅に戻った。で、昨日の夜何かあったのか…』
『えっ、なんでぇ~』
『香菜が俺の顔を見るなり、泣き出して…昨日の夜って』
『あ~昨日夜、香菜を苛めたというか、襲ったのヘヘヘ』
『お前なぁ~前の晩は母親で、次の日は娘かよ』『だってぇ、あの母娘、魅力的なんだもん』
『梨香、お前レズだったのか』
『違うよ好奇心、というか…無い物ねだりかな。私もあんなオッパイがあったら、礼ちゃんと…』『あのなぁ~、オッパイに惚れたんじゃないんだからね』
『じゃぁ、昔みたいに私を…』
『梨香、お前とは…』
半分、なき声であった。これ以上話しても、泣き言を並べられるので、適当になだめて、電話を切った。
無い物ねだりかぁ~、巨乳と貧乳、美代子と梨香、香菜と梨香、目の前で絡み合う二人…考えたら、興奮してきた。
よしっ、気分転換に散歩でもと、駅前に…
日曜日のお昼時、どこの店も家族連れ、カップルでいっぱいである。
大の男が一人でブラブラしているのが、恥ずかしいくらいだ。
買い物をして、部屋に…
※元投稿はこちら >>