目をさますと、香菜の姿はなかった。
何となくスッキリしなく、軽い頭痛がする…
目を瞑ると、昨日の光景が浮かんでくる。
その時香菜が…
『礼ちゃん~、起きて。いつまで寝てるの』
声を掛けながら、部屋にきて、毛布を剥がした。裸のまま寝ている私のチンポを握り…
『可愛い、チュ』
『なにするんだ。香菜は俺じゃなく、そっちの方が好きなんだろう』
『そうかもねウフ…あっ、そんなんこと言ってられないんだ、ほら、起きてよ。下に行っててね』
追い立てるようにすると、シーツやら、タオルケットやらを片付け始め、良かったと一言…
『夜…あんまり気持ち良くてぇ、お漏らししたでしょう…マットレスまで濡れたかと思って…大丈夫だった』
『そっかぁ、おねしょしたんだぁ~』
『ちがう、おねしょじゃないから…』
からかいながらリビングへ行くと、美代子と梨香が普段と変わらず…
『礼ちゃん、おはよう…今日はゆっくりだこと』『あ…おはようございます。なんか疲れて…あっ、シャワーいいですか』『あら、シャワーより、お風呂に入ったほうが、疲れとれるわよ』
そう言って、浴室へ向かった。
リビングで梨香と二人になると、梨香が…
『礼ちゃん…恥ずかしいの見られちゃった』
『凄いね。ビックリというか、興奮したよ』
『そう…礼ちゃんと香菜の見たから、変になっちゃって…ありがとね』
『ば~か、スケベが、ホントはチンポ欲しかったんだろう…』
『…うん、でもぉ』
『まぁ~早く彼氏でも見つけて、いっぱいしてもらいな、たまには、俺ともしような、アハハハ』『なに言ってだか、このエロ男が、ふふふ』
香菜と美代子が戻ってきて、話が弾んでいる…
『そろそろ、お風呂へ』『えっ、礼ちゃん、お風呂はいるの…私も入ろっかなぁ、昨日の夜…あっ、なんでもない…』
『あらまぁ~この子ったら、朝からウフフ』
『全く…礼ちゃんの指導がいいからですよ。美代子さん』
『そうね…私たちも、指導して貰おうかしら』
『ダメダメぇ~、絶対に…ダメ』
真っ赤な顔をして、膨れっ面している香菜、それを面白がってからかう二人、知らん振りして浴室にいき、湯舟に…
ふ~とため息が…
この先、どうなるんだろうか、香菜と梨香はなんとかなるが、これから美代子と、一つ屋根下で暮らす事になる…
先行き不安だ…
まぁ~、なんとかなるだろう、美代子だってぇ、いつまでも、こんな事はしていないだろうから…
『礼ちゃん~一緒にいいかなぁ』
『私もいいかなぁ~ウフフ』『梨香先輩は、ダメだっていったでしょ』
『こらっ、ふざけてないで、今上がるから…』
まだ、からかわれているようだ。
風呂から上がってリビングに行くと、美代子は出掛ける用意を…
『礼ちゃん、今日はどうするの、良かったら、今日も家に来たら。もうすぐ、他人じゃなくなるんだから…』
『今日、明日は部屋を少し片付けたいんで…』
『わかったは、来れるなら来てね。梨香ちゃんも良かった、ね』
『はい、ありがとうございます』
『ねぇ~お母さん、今日梨香先輩のところ泊まってくるんで…』
『ハイハイ、わかりました。迷惑かけちゃだめだからね、それじゃ』
美代子が出掛けた。
私たちは、お昼までいて食事を途中で食べて、別れた。
自宅に着いて、押入れの片付けをしていると、香菜からメールが…
《礼ちゃん、片付け手伝おうか、梨香先輩も大丈夫だって》
《ありがとう、助かる》
1時間位して、二人が…入口のドアを開けていたので、入ってきた。
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