ご無沙汰しておりました。体調不良で、入院しておりました。それでは…
応接間に入ると、二人はソファーに座り、楽しげに話していた。
二人の前に座ると…
『みっちゃん、こんなに大きな息子が出来るんだね。でも、気を付けてね、この息子には…』
『えっ、何かしら…』
『この息子、オールラウンドだからね』
『オールラウンド…』
『そう、老若関係ないからねウフ』
『そうなの、じぁ、気を付けないとね。でも…娘の旦那だから…』
私の顔を見て、白々しく、美代子が笑った。
何が娘の旦那だよ。娘以上に抱かれたいくせに…美代子の顔を睨んだ。
最初は、お互いの家族の話をしていたが、アルコールの量が増すにつれて、話の内容が過激になってきた。
お決まりの、下ネタになった…
『美樹ちゃん、離婚してるんだよねぇ~、どうして別れたの』
『不倫が原因よ』
『えっ、旦那さんが…』『違う違う、私よ。それがバレて、飛ばされた』『でも…それは、当人同士だから、会社的には関係ないでしょ』
『そうだけど…相手がねぇ…会社の人』
『会社の人…それでその人は、何にも無しなの』『上の人達は、相手しらないし、知ってる人は、二三人かな…』
『へぇ~、美樹ちゃんが不倫ねぇ…』
なんか、ヤバイ雰囲気になってきた…
『で、相手の人って、どんな人』
美代子は、興味津々な顔をして聞いている。
『そうねぇ~、どんな人って言われても…年下の子よ。7つ下』
『じぁ…礼ちゃんと同じだね』
そう言って、私の顔を意味深に見ている。
多分、美代子は気付いている。さっきのソープの匂いの件で…
『そう、久保礼と同じ。若い子は良いよね。激しいし、何回もしてくれるし…それにアレがおっきかったのよウフフ…離れられなくてぇ~』
それから二人は、男の話で盛り上がり、11時過ぎに、ミキティーは帰っていった。
リビングに二人になり、美代子が…
『礼ちゃん、美樹ちゃんの相手ってもしかして』『そうだよ。俺だよ』
『やっぱり…』
『昔の事だから…』
『でも、美樹ちゃんと同じソープの匂いしたのはどういう事』
『一緒にシャワーしただけだよ』
『シャワーしただけって、おかしいでしょ』
語気を荒くして、睨んでいる。
『だから、何にもしてないからね』
『何にもしてないって、服着たまま、シャワーしたわけじゃないでしょう…裸になって…』
『そうだよ。裸だよ』
『そうだよってぇ…礼ちゃんのバカ』
そう言って泣き崩れた。
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