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義家族との体験

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24
投稿者:コウジ
艶やかな小さな呻き声が聞こえ、義母が意識を
戻したのがわかりました。
 僕の顎の下にあった義母のかたちのいい細い眉
がぴくりと動くのが見えました。
 しばらくは薄目のまま気配を探っているようで
したが、つい今しがたまであられもなく淫れてし
まった我が身に気づいたのか、義母はその切れ長
の目を深く閉じさせたのでした。
 「お義母さん、とても素敵でしたよ。あなたも
生身の女だということがわかり、とても嬉しく安
心しました」
 僕はわざと揶揄的にそういいながら、義母のか
細い両肩を掴み持つように抱き、身体を上に向け
て一気に引き上げました。
 「ああっ…」
 と短い悲鳴のような声を上げ、義母はむずかる
ような動きを見せましたが、それも徒労に過ぎず
、おののきの表情を露わにしている彼女の白い顔
が僕の目のすぐ前に近づいていました。
 僕がゆっくりと唇を寄せていくと、義母は顔を
小さく左右に揺らせて逃げる素振りを見せました
が、すぐに他愛もなく彼女の唇は僕の餌食となり
強く塞がれました。
 「ううっ…むむぅ」
 唇を重ねられた状態で、義母は僕の僕の肩を突
き放そうとするのですが、その力はか弱く頼りな
げなものでした。
 口の中では義母の小さな舌が、僕の舌から逃げ
惑うのですが、すぐに捕捉され自在に弄ばれるの
でした。
 僕の片方の手は飽くことなく義母の乳房への愛
撫に専念していました。
 昨夜からこれまでの行為の中で、義母の女とし
ての敏感な箇所が、小ぶりで年齢の割にはかたち
のいい乳房と乳首にあることを、僕は何気に見抜
き察知していたのです。
 朝冷えの小屋の中で、妙齢の義母の身体に飽き
るということなく丹念な愛撫を長く続けていた僕
は、徐に彼女から離れて、素っ裸の身でその場に
すっくと立ち竦んだのです。
 同時に義母の細い両腕を掴み取って上体を起こ
しました。
 シュラフの上でおずおずとした表情で座位の姿
勢になった義母のすぐ前に僕は仁王立ちしていま
した。
 義母の小さな顔のすぐ前に僕の股間のものが半
勃起状態で垂れ下がっていました。
 僕の卑猥な意図を義母は知ってか知らずか、顔
を深く俯けていました。
 本能と卑猥な劣情の赴くままというのか、自分
でも思っていなかった行為を、義母に要求しよう
としているのでした。
 義母の小さな頭を僕は上から掴み取るようにし
て、俯いている彼女の顔を起こしました。
 目を深く閉じたままの義母のかたちのいい唇の
あたりに、僕の股間の漆黒から垂れ伸びたものが
卑猥に這い回ります。
 戸惑いを狼狽を隠せないままの義母の両手が僕
の太腿に当たっていました。
 そういう行為は妻の由美にも強要したことはあ
りませんでした。
 僕は片方の手で半勃起状態の自分のものを掴み
ながら、その先端を義母の唇に当て続けました。
 唇を固く閉じたままの義母の口元が息苦しさか
らか、ぷはっと音を立てて開いたのを僕は逃さず、
その中に差し込むように押しいれました。
 「むぐうっ…むむっ」
 僕のものの半分近くが義母の口の中に、歯に少
し擦れるようにして埋没しました。
 僕の太腿に置いていた義母の両手に力が込めら
れています。
 たまらない至福感と卑猥な征服感に、僕のもの
は義母の口の中で一気にその硬度を高めていきま
した。
 ゆっくりと僕は自分の腰を前後に動かせました。
 上から見下ろすと、義母のすっきりと通った細
い鼻筋の下で彼女の唇が、一気に硬度を増した僕
のものをまるで放すまいとでもしているかのよう
に包み込んできていました。
 「ああ、気持ちいいですよ、お義母さん」
 僕は本心からの言葉をいってゆっくりとした腰
の動きを続けました。
 明るくなっている小屋の中での、なさぬ仲であ
る義理の息子と義理の母との卑猥極まりない光景
でした。
 おそらく義母は座位の姿勢で立っている男のも
のを、自らの口の中に含み入れるというような行
為は初めてのことだというのは、最初の時の戸惑
いと狼狽の表情でわかっていました。
 それでも今の彼女には自らの意思でそれを強く
拒絶するような素振りは、僕の自惚れだったのか
も知れませんが窺い知ることはありませんでした。
 二度三度、義母は息苦しさもあってか、僕の屹
立したものを噎せ返りながら吐き出したのですが、
僕がまた誘ってやるとかたちのいい唇を大きく開
けて含み入れたりしたのでした。
 義母の口の中の僕のものの硬度が、血を滾らせ
るようにして昂まりくる興奮に、限界時を迎えよ
うとしていました。
 太腿の筋肉が固まる感じがあり、それこそ自分
の体内の血が逆流する昂まりが一気に僕の脳髄を
襲ってきました。
 「ああっ…お、お義母さんっ。い、逝きますよ
っ」
 僕は無意識の力で義母の頭を強く抑え込むよう
にして、雄たけびに近いような声を発して、彼女の
口の中に熱く滾ったほとばしりを暴発させていたの
でした。
 「うぐうっ…ぶふっ…むむ」
 義母は喉の奥を激しく噎せ返るように鳴らし、
僕のものを口から吐き出そうとするのを、僕は彼女
の頭を強く押さえ込むようにしてしていました。
 何かを飲み込むような音が義母の喉のあたりから
聞こえました。
 僕はその場に直立したまま、脳髄を熱く響き揺ら
せためくるめく快感に少しの間呆然としていました。
 やがて僕は我に返り、ふと真下で座位姿勢の義母
を見下ろすと、僕をまだ含んだままの彼女の唇の端
から白くどろりとした液体が流れ落ちようとしてい
るのと、義母の切れ長の目が焦点が定まらないまま
空ろになっているのが見えました。
 沈黙の時間がしばらく続きました。
 義母は黙ったまま僕から離れ、またすごすごとシ
ュラフの中に潜り込んでいました。
 そんな義母にかける言葉もなく僕は板間に座り込
んでいました。
 所在なげに腕時計を見ると八時を過ぎていました。
 僕はあたりに脱ぎ散らかっていた二人の衣服を寄
せ取り急ぎ身に着けると、
 「お義母さん、もう八時を過ぎてます。ここを出
ましょう。…足の具合はどうですか?」
 と身勝手にも平常を装ったような声をかけました。
 「ちょっと外を見てきます」
 そういって僕は靴を穿いて外に出ました。
 気まずいような空気にいたたまれなかったのが本
音でしたが、これから先がどうなろうとも不思議に
後悔の気持ちはありませんでした。
 そうです、僕の気持ちの中にあるのは、あの清廉
で生真面目一途と思っていた義母が、いきさつはど
うであっても女としての妖しい熱情の渦の中に陥り、
そしてはしなくも理性を崩壊させ淫れきってしまっ
たことへのある種の感動なのでした。
 妻の由美のことがふと思い起こされるのでしたが、
義母とのこの一夜の肉体の交わりの感動は、そんな
ありきたりの理性をも凌駕するほどのどす黒い欲情
の塊りになっているのでした。
 昨日の風雨が嘘のような静かな朝の山の光景でし
た。
 妻の由美へ、(無事下山。義母の足首はただの捻
挫のようも今日病院へ行く)と簡潔なメールを打ち
終えた僕が小屋の中に戻ると、義母は衣服を身に
着けていてリュックを横に置き、登山靴の靴紐を締
めているところでした。
 そのまま僕はつかつかと義母に近づき、真横に座
り強く彼女の両肩を掴み締めました。
 「あ……」
 と驚いたような声を義母は小さく洩らしました。
 有無をいわさず僕は強く抱き寄せるようにして義
母の唇を奪いました。
 「ううっ…」
 喘ぐ義母に委細かまうことなく、僕は舌を彼女の
口の中に押し入れ荒々しく這い巡らせました。
 突然の僕の行動に、一瞬戸惑いを露わにしていた
義母でしたが、強い抗いの素振りはありませんでし
た。
 ひとしきりの強引な抱擁が終わった後、僕は義母
の両肩を押さえるように掴みながら、
 「お義母さん、昨夜の出来事は単なる過ちだけで
はもうないですよ。義理の息子の僕が男になり、義
理の母のあなたが女となり身体を交わらせたのは、
これは間違いのない事実です。後悔は僕はしていま
せん。義理の母としても尊敬はしていましたが、今
はあなたを一人の女として好きです」
 と僕の思いの丈を一気に喋り、
 「あなたをこれからもっと女として知りたいし愛
したいと思ってます。しかし妻の由美も愛してます。
あなたの意見は僕は求めない。そうすると僕が決め
たのです」
 と一方的に言葉を放ったのでした。
 何かをいおうとした義母でしたが、悲しみや辛さ
が入り混じった複雑な顔つきで目を閉じただけで、
言葉としては何一つ出ませんでした。
 「もっとあなたを深く愛したい…さ、また負ぶっ
ていきますよ。病院に先に行きましょう」
 そういって僕は身軽な動きで義母の前に腰を屈め
たのでした…。
 

 
 

※元投稿はこちら >>
15/06/05 16:23 (4NxpDBr4)
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