10分くらいして久仁子が現れた
「お待たせ」そう言って助手席に乗り込んできた
仄かに香水の匂いが鼻を刺激する
「今日はなんであそこに?」「職場の歓送迎会だったのよ」「あぁ、そうだったんですか」
そう当たり障りの無い会話をしながら車を走らせる
「ところで」久仁子が口調を変えて切り出す
「さっきの女のことだけど、いつから?」
単刀直入にズバッときた、、
「だから、ただの職場の同僚ですって」
「もう嘘つくのやめなさい、そんな雰囲気じゃなかったでしょ?」
もう下手に言い訳しない方が良さそうだ、、
「まぁ、たまに会うくらいです」
「いつからなの?浮気してるのは」
「智樹が生まれてしばらくしてから、、」
「なんで?カワイイ赤ちゃんを授かって幸せじゃないの」
「いや、、その、、」
「何か聡美に不満があるの?」
この時、ありのままの思いを吐き出してやろう、それで終わりなら仕方がない、そんな開き直りの気持ちになり
「出産をしてから聡美がセックスを嫌がるようになったんです、挿入すると痛がるようになって、、僕も男なんで性欲が溜まります、だからカノジョと会うようになったんです」
「あ~、、」言葉にならない声を発した後、久仁子はしばらく何も言わなかった
陽介はさらに続けた
「浮気は聡美に悪いと思って風俗に行って満たしていました、しかし、やっぱりお金が、、、」
そして沈黙の時間が流れ、やがて久仁子の家に着いた
「着きました、あの、聡美には今日のこと話しても結構です、もし別れたいと言われたらそれまでだと思っています、浮気していたことは事実ですから」
と言うと久仁子は
「ようちゃん、ちょっとお茶、飲んでいかない?もう少し話をしたいから」
「わかりました、じゃあ、お邪魔します」
鍵を開けた久仁子の後から家に入っていった
灯りをつけたリビングの座布団に座っていると急須と湯飲みをお盆に乗せて久仁子も右斜め前に着座した
お茶を出され、一口つける、落ち着く味がした
「ねぇ、ようちゃん、アタシはあなたと聡美には別れて欲しくはないわ、智樹もいるし」
湯飲みに指を絡めながら久仁子は言った
「だから、今夜のことも聡美には言わないわ、そのかわりようちゃん、あの女とはもう会わないで」
「そう言ってもらってありがとうございます」
まずはお礼を言ったが
「でもお義母さん、そうすると俺の性欲を処理するにはどうしたらいいです?」
久仁子はいささか困った顔をして
「、、どれくらい、ないの?」「何がです?」「だから、その、、」「あぁ、セックスですか?」「そうそう」
「実は出産して1回したきりで、、、」「え、じゃあ智樹が今1歳半だから、、、」「そう、その通りです」
陽介も多少はずかしくなり、お茶を飲んで誤魔化す
「それは、ちよっとかわいそうね、、」
久仁子が他人事のようにつぶやいた
おいおい、あんたの娘の話だよ、と心の中で陽介は悪態をついた
すると久仁子は陽介が思いもよらない提案をしてきた
「ようちゃん、、、もし、アタシがしてもいい、て言ったら、、どう?」
「え!?してもいいって、、セックスですか?」
「うん、、今考えてたんだけど、ヘンな外の女として聡美のところがおかしくなるなら、、って思ったんだけど、、、ほら、アタシもう独り身だし、、」
確かに、久仁子なら変に家庭を壊される心配はないし
義父はいないから後ろめたさもあまりない、しかし、、
いいのだろうか?陽介もさすがに考えた
「でも、ようちゃんがイヤか?こんなオバさんじゃね、、あっもうオバアちゃんか(笑)」
その時、久仁子は56だったが、正直客観的に見ても全然抱けるレベルではあったが、妻の母親としか見たことがなかったので今まで性の対象にはしてこなかった
しかし、そう言われ改めて久仁子を眺めると服の上からでもわかる形のいい乳房がとても美味しそうにぶら下がっていた
「お義母さん、ホントにいいんですか?僕、お義母さんとなら、、、したいです」
まじまじと久仁子を見つめて陽介は告げた
「やだ!、、なんか恥ずかしいわね、、」久仁子が口角を上げて照れくさそうに微笑んだ
今までに感じたことのない、義母に対する感情が浮かんできた
可愛い、、、
「お義母さん、、、」湯飲みを持っていた久仁子の両手を握った
「ふふ、、わかったわ、、でも、これこそあの子には内緒よ、絶対に」
「当たり前です、こんなこと、言えるわけがありません、ただ、お義母さんがそう言ってくれたこと、凄く嬉しいです」
「、、、シャワー浴びてくるわ、、待ってて、、、」
手を離し、久仁子はバスルームへと向かって行った
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