昼に投稿してから妄想が暴走して、どうにも堪らずに仕事帰りの7時過ぎに思いきって電話しました。
数コール後に電話に出たのは叔父でした。
遠い親戚も集まるので叔母だけでも食事に来れないか頼んで、帰りはちゃんと送るので大丈夫だとも伝えました。
叔父も本来なら出席するべきだと思っていたようですが、叔母1人だけ残るのはいかにも食事が目当てのようで遠慮してたようです。
叔父とは3ヵ月も一緒に生活した仲なので、軽い感じで再度頼んでみました。
「食べられない叔父さんには申し訳ないけど、変な気は遣わずに叔母さんだけでも出てくれないかな~」
『まぁ、俺の食事はどうでもいいんだけど、せっかくの誘いだから紀子だけでも出させてもらおうか』
と、意外にも簡単に出席の返事をもらいました。
『ちょっと待って』と叔父が言った後、電話口の向こうで叔父が叔母に説明する声が聞こえました。
ゴソゴソゴソ‥
『もしもし?』
叔母の声です。
『女のわたしだけで出て、他の親戚に変に思われない?』
「みんな叔父さんの病気は知ってるから大丈夫だよ。心配ないです」
『出てもいい?』
「全然大丈夫」
決まりました。
午後2時からお経が始まるのは伝えてあったので、お経の後はうちでゆっくりしてもらって、5時から店で食事になることを伝えました。
叔母はお経の後は叔父と自宅に戻って、夕飯の支度をしてから叔父の車で店まで向かう段取りでした。
私は「近いから迎えに行ってあげるから大丈夫だよ」と伝えました。
それに対して叔母は『でも悪いから~』と。
私は電話なのにドキドキ緊張しつつも、今日の午後から考えていた台詞を口にしました。
「帰りも俺が叔母さんを送りたいから‥ね?」
ちょっとした賭けです。
一瞬間を置いて
『えっと、あっ‥』
更に間を置いて
『ん~、じゃあ、お願いしてもいい?』
勘の良い叔母には十分伝わったと思います。
最後にもう一度叔父に代わってもらい、お経の時間に遅れないようにお願いして電話を切りました。
心臓バクバクでした。
電話のやり取りを思い出しながらこれを書いていますが、恥ずかしながら超カチカチになってます。
敬老の日、どんな展開になるかわかりませんが、結果はここに投稿する予定です。
長くなりましたが、これを読んでいただいた皆様、覚えてたら9月の続編を読んでくださいね。
…甥っ子…
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