続きです…
僕はこの日から義父の存在が邪魔で邪魔でしょうがありませんでした。
何より一番悲しかったのが妹の人格がガラリと変わってしまった事です。
義父がやってくるまでは一緒に勉強したり、ゲームして遊んだり…そんな仲でした。
母がいない時は、茶の間であろうと義父と妹はイチャイチャしてました。
義父は僕への当て付けが目的だったみたいだし、そのような性癖で快感を得ていた…そんなのも間違いなくありました。
妹は本当にセックスなんかに興味を持つような子ではなかったのです…だから義父にそのように仕込まれたのは本当に悲しかったのです。
義父は僕に対しても「お前も定期的に抜かなきゃダメだから、見せてやるから来い!」
そんな事も多々ありました…しかし僕は到底抜く気にはならなかったのです。
驚いた事に妹もこの頃になると、僕の前でも普通に義父とセックスするようになってました。
そして義父は僕に「お前!見たことは母親に言うんじゃないぞ!」
そのように口止めされてました。
ただ義父の凄い所は、僕の母ともセックスをきちんとこなしていた事です。
僕は義父の事が憎くて憎くて、何の為に我が家にやって来たのか…そんな事ばかり考えてました。
義父と妹の公開セックスも、もはやただの苦痛でしかなくて、僕はこの事実を母に言おうか凄く悩みました。
そして義父と妹のセックスも段々エスカレートして行きました。
コンドームとか使わずに、生でやることも多くなってました。
僕はこの事をきっかけに母に二人の事を言う決心しました。
同居を始めてから3ヶ月くらいでした。
しかし母の反応は驚くものでした。
「まあ、あいつ(義父)も男だし、綾乃も年頃の女の子なんだし、そう言う事があっても不思議ではないんじゃないの」
そんな事を言って来ました。
そして「私もそう言う風になるなあと薄々感付いてたし、綾乃も女の目してたからね…そう言う所私に似たのかも」
そう言って笑ってました。
僕は母親に言ってもダメだったか…凄くガッカリしてました。
しかし母は、それから小まめに二人の事を僕に聞いて来るようになりました。
そう言う様子を見てると、何か意に決した…そんな事を伺う事が出来ました。
そして事件は冬休みに入るちょっと前に起きました。
その日も母は、6時頃出勤して行き、そのあと義父と妹は居間の隣でいつも通り性行為に耽っていました。
僕はその日は茶の間でテレビを見てました。
隣の部屋からは二人のイチャイチャ声が嫌でも響いて来ます。
「綾ちゃん最高!気持ち良すぎるよ!」「あ~んよし君、私も気持ちいいよ~」
グチュグチュグチュピチュピチュ…同時にベッドの軋むギシッギシッギシッと言う音がテンポ良く響いてました。
事が始まって30分くらい経ってからです…時間は8時くらいでした。
いきなり母が男の人と乗り込んで来ました。
先に話しておきますが、男の人は義父の実の兄でした。
母は茶の間の引き戸を開けると、義父と妹は正常位でセックスの最中でした。
そんな姿に義父の兄は逆上して、とっさに妹から義父を引放し「てめぇ~この野郎!ふしだらな事をしやがって!!」と叫びながら3発くらい殴ってました。
母親も妹の所に駆け寄ると、平手で何回もビンタしてました。
その時、妹が母を睨んだあの顔は今も忘れられません。
本当にあっという間の出来事でした。
僕は怖くなって直ぐにその場を離れたんですけどね…
その事がきっかけで、即離婚が決定しました。
そして義父の兄が後日、僕に丁寧に謝りに来ました。
妹はしばらく精神的ショックが大きかったみたいで、僕と口を利く事がなかったし、引きこもり気味になってました。
そんな妹も7年前に結婚してます。
僕は未だに独身ですけどね…
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