10)農家はどこも似たようなもの
ちょうどその頃だが、あるママ友同士の飲み会で一人の農婦が
酔いに紛れて、
「この頃、お義父さんとのセックスの方が、主人とのセックス
よりも回数が多くなって困るの。だって、主人が不在だと必ず
といって良いほど、すり寄って来るんだものぉ・・・」
と言い出した。その後は、皆の気持ちがほぐれたのか、あちこ
ちから
「実はうちでも、これこれで・・・」
という声がどんどん出て来て、盛り上がったことがある。付き
合い上、愛も相槌を打ちはしたが、沢山の人が居る中でそうい
う話題には、恥ずかしすぎて加われなかった。数日後にもっと
近しい友達数人との茶飲み話にその話題が出て、ある友達が、
「この悪い風習はいつまで続くのだろう。スケベなお義父さん
に体を開いて、全身を舐め回される立場が辛い。私が好きなの
は、うちの旦那だけなのに。でも皆が我慢して、お義父さんに
させているって言うしぃ・・・」
とこぼした。愛が、マグロになって寝ているしかないと応じる
と、もう一人が、
「させてやる時には、スキンを付けさせて、用意したローショ
ンでオメコを濡らすの。最初は、胸やオメコを触ったり、舐め
ようとしたから、本気で引っ叩いたり、足で蹴飛ばしてやった
り・・・布団から追い出すことで、お義父さんを躾けたわ。そ
れで、お義父さんのが固くなれば、即嵌めさせるの。お義父さ
んがハァハァ言い出して、ちゃんと済ますまでは、無言でゴロ
ンと寝ているの。この頃は、オメコの後始末をお義父さんが自
分でしてくれるようになったわ。私の言うことを聞かないとさ
せて貰えなくなるから、こっちの方が強いのよ。家での私は、
だからもうほとんど言いたい放題で、させてやってる元は取っ
てるのかなぁ。仕方ないからさせてはやるけど、余計なことは
するな、っていう私の気持ちが通じたのか、今じゃお義父さん
も諦めてるの。
「このご時世に、若い嫁が嵌めさせてくれるだけでも、幸せだ
。ホント、ありがたいよ。」
と頭を下げて、遠慮がちに私に乗っかってくるわよ。兎に角、
私は早く終わって欲しいの。ちょっぴり可哀想な気もするから
、気が向いた時には、喘ぐ振りをしたり、オメコを締めてやっ
たり、ちょっとだけサービスすることもあるの。そういうのは
、お小遣いをくれた時だけだけどね。」
と言って皆の笑いを取った。愛は帰り道で、
(家それぞれの事情があるから、私は私でうちでのやり方をす
るしかないみたいだけど・・・それにしてもどこの家でも、舅
さんは何らかの形でお嫁さんとやっているんだわ。)
と思った。やはり愛の一番の悩みは、舅の方が夫よりもセック
スが上手で、お道具も良く、兎にも角にも逝かせ上手だという
ことなのだ。まるで自分が逝くことよりも、愛が逝くことの方
が大事だと思えるくらいだ。そんな舅だけど、一応無理強いは
しないし、危険日だとか、生理だとか言えば黙って引き下がっ
てくれる。
「重いものなんかを運ぶのは、ワシに任せろよ。」
等とねぎらいの言葉もかける。舅の性技の良い所は、それとな
く快彦さんにも女性週刊誌で見たとか言って仄めかしたりして
、いくつかは覚えて貰った。でも、あんまり露骨にやると、浮
気でもして覚えたのか、と勘ぐられてしまうから、塩梅が難し
い。
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