駄文で申し訳ない。
二十数年前なのと、突然の出来事だったのと、緊張していたのとで、幸伯母との最初のこと、あまり記憶に残ってない。
ただ誘ってきたのは幸伯母で、学校にいけないのは困るのと、あのときはやれるなら誰でもってところもあり、母の姉ってのは頭から吹っ飛んだのは確か。
妊娠を知らされたとき幸伯母は、たぶんあの時(初めて)だと思うと言ったのは覚える。
若い俺に気を使ったのか、妊娠したことは私の油断だから、気にするなと言っていた記憶がある。
幸伯母が病に倒れたのは七年前。
俺は家庭を築き、別なところに住んでいたが、俺の弟や母から連絡があり、知った。
子供がいなく、家族がない幸伯母の病をみたのは母。
見舞いにいったとき、罰が下ったと母がいないとき、俺に語った。
母は四人兄弟の三番目で、幸伯母の葬儀は一番上の伯父が出した。
伯父、幸伯母、母、母の弟伯父。
高校出て、他県の大学にいった俺。
帰省するたび、幸伯母のところに顔を出して、関係は持っていたが、社会人になってからは自然となくなった。
年齢を重ねて、お互いもういいだろ?って感じ。
いま俺は家庭に恵まれ、仕事に恵まれ、まずまず幸せな生活をしているが、幸伯母は俺の分の罰まで引き受けて、あの世に旅立ったような気がしてならない。
だからお盆と彼岸は必ず墓参りにいっている。
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