「なっ…」
「寒いのにどこ行くんだ」
「ほっといてよっ」
暴れながらもつれ込むように床に倒れた。
「最低よっ最低よ!」
暴れる私の唇を兄はふさいだ。
「やだってば!」
兄の指先が全身をまさぐる。
ゾクゾクする快感にすがりたくなる。寂しい寂しい寂しい
私の頭の中は寂しさでいっぱい。
「貴史さん、わかったから…」
「麻里…」
私と兄は何も言わず裸になり抱き合う。
「寒くない?」
「ん、大丈夫」
恋人のように見つめあいキスをした。
兄の優しい愛撫をうけながら、ぼんやりと天井の柄を見る。
兄の舌がネットリとクリを舐めまわし、私は頭をカラッポにする。
「早くきて…」
他の男を体に入れる事で、元カレを断ち切れる気がした。
ベットがきしみ兄が私に入る。
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