麗子です。
私は両親や祖父母などから色々な事を教わりましたが、
その教えの中に一族に伝わる愛情論?があり、
人間の愛情を精神的なものと肉体的なものに分ける考え方でした。
簡単に言うと、恋しく慕わしい気持ちになることが精神愛で、
生理的な満足感を得る肉体的なものが性愛と教わりました。
ですが、セックスに対する見方や考え方というのは、
人それぞれ異なると思います。
世間一般では精神的な愛と聞くと崇高で尊いと良いイメージがあり、
肉体的な愛と聞くと差し障りをおぼえてためらうのは、
淫乱で下品で体目当ての快楽主義等と、
否定的なイメージだからだと思います。
それは子供の時から精神的な愛の長所だけを聞いて、
肉体的な愛の短所だけを聞いて育ったからで、
双方の長所と短所を学んだのではなく、
片方だけを強調する社会に生きているからだと思いますし、
社会が偏って情報を提供しているから、
世間一般の人たちの意識も偏っているのだとも思います。
私共一族の肉体的な愛情の性愛とはセックス自体を特別視するのではなく、
男女や夫婦のコミュニケーションの最たるものと考えていて、
特に成熟すればするほど性愛を堪能できるらしく、
セックスを通して深い性愛を感じたいなら、
若い人より成熟した50代60代の方とするのが堪能でき、
経験が浅い人とのセックスは野性的でも、
数十年も一緒にいる伴侶との方が愛情深いセックスになり、
夫婦の日常生活も円満になると言うものでした。
これはあくまで私個人の感想なのですが、
私は結婚するまで何人もの親族男性に抱かれましたが、
男性にとって愛してもいない女性とのセックスは、
射精という快楽を味わうための行為に過ぎないし、
男性は異性として好きという感情よりも先に、
本能である性欲によって女性を選んでいると思っていました。
でも主人と出逢ってからは、
精神愛と性愛が合わさったセックスは最高の幸せで、
彼(主人)との一回一回のセックスが心に与える影響は大きく、
意識はあるけれど身体が無意識に動いたりしていたのは、
それは身体が性愛の享楽を覚えたためでしょうし、
その後の婚姻と言う特別な繋がりを求めずにはいられませんでした。
それに私の場合、と言うか多くの女性の場合は、
先に恋愛感情を抱かないとなかなか性欲は湧いてこないと思うし、
この人が好きという感情の方が強いから、
エッチしたいと言う感情が湧いてくるのだと思います。
そして来月末に息子の成人の義を執り行いますが、
今は息子に対して親子としての愛はあるけれど、
以後は精神的な愛と肉体的な性愛を深めていって、
いずれは息子にも私の身体をゆだねたいと思っています。
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