第5話
知子「ゆーじ、おはよ」
俺「あ…おはよう…」
知子「大丈夫?風邪?元気ないね」
俺「大丈夫。そんなことないよ…(ホントは抜き疲れだけど)」
知子「ならいいけどさ。あ、昨日帰り道でカズくんとすれ違ったよ。ウチで遊んだの?カズくんていいコだよねー。私にちゃんと挨拶してきたよ」
翌朝、姉ちゃんとの会話。昨日までは何とも思わなかったけど、あんなビデオを見たからどうしても意識してしまう…。そして意識してみて初めて前よりも何となく可愛くなったのが分かった…そう言えば制服のスカート丈も少し上がっているし、髪型もいつも工夫していてちょくちょく変えている。
【…知子は磨けば磨くほどどんどん綺麗になるタイプ…】
あのオジサンの言っていたことは本当だった。そして、姉ちゃんが、あんな調教を自ら進んでされていたと思うとヤバいくらい興奮してきた。
(今夜…2本目のテープを見よう…ハァハァ…)
知子・俺「いってきま~す」
ドキドキしながら久しぶりに姉ちゃんと一緒に家を出た。
2人並んで歩く…セーラー服の姉ちゃん…横顔を見上げる俺…(あの男達の前で…この姉ちゃんが…あんなコト…。しかもまだ続きがあるなんて…。俺も【知子】なんて言いながら抜いちゃうし…ハァハァ…)
知子「あ、カズくんおはよ♪」カズ「あっ…おは、おはようございます…」
前を歩いていたカズに姉ちゃんが気付き声をかけた。カズは顔真っ赤…
(カズがあのビデオ見たらどうなるだろ…)
知子「じゃ、お姉ちゃんこっちだから。バイバイ。カズくんバイバイ」
2人で姉ちゃんにバイバイしながら姉ちゃんをしばらく見送っていると、途中から姉ちゃんの後ろを数人の男達が…そして駅の方へ歩いて行った…
つづく
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