謎の訪問者
ファミレスを出て、タクシーを拾い向かったのは、誰でも知ってる外資系の超高層ホテルだった。
(なんなんだよ、このおばさん・・・大体何しに来たってんだ?・・忠告か?)なんて思いながらついて行った。
ホテルに着くと、晴美さんはフロントへ行き、部屋を取った。
僕は部屋へ行きながら、さすが有名外資系ホテルだなって思った。
おそらく傍目から見ると、若い男と年上の女の年の差が親子以上のおかしなカップルだ。
でも、ドアマンもフロントも、今、晴美さんのバックを運んでるベルボーイも、そんなこと関係ないみたいな完璧な対応をしていた。
部屋へ入った。
ベルボーイが部屋の説明をして出て行く。
晴美さんは、脱いだコートをクローゼットのハンガーに掛けると窓際へ行った。
窓からは、街を一望できた。遠くの方まで見え、日が傾き夕日が沈む絶景が見られた。
「幸せか・・・そうでないかと言うなら・・・やはり私は幸せなのかもしれないわ」
晴美さんは、夕日を見ながら言った。
「・・・?」僕は何を言いだすんだって思った。
「でもそれはきっとあなたが思ってるようなのじゃないわ」
「なに言ってんの?さっぱり・・・・」
僕がそう言いかけた。
「ただ、あなたのお母様も同じ道を辿ることになったときに」
そう言いながら晴美さんは、窓を見たまま、着ていたワンピースのフロントジッパーを下ろしていった。
「え・・・・・・え!?」
驚く僕を無視してワンピースの前を広げて、こちら向きになったワンピースの下は、ノーパンノーブラで、少し垂れ気味だが、大きな乳房が剥き出しに、そしてパイパンのおまんこも剥き出しになっていた。
しかも、両乳首にはリング状のピアスが貫通しており、へそにも棒状のピアスが、さらにオマンコのびらびらにリング状のピアスを貫通させ、それをチェーンでつないであった。
「よく見て・・・・・・・・・・」
そう言ってワンピースを床に落とし、くるりとその場で一周した。
その右腰からヒップにかけて、抽象化された花弁のようなタトゥーが彫られていた。
「あなたのお母様が・・・こんな風になってしまうかもしれないのよ・・・」
晴美さんは僕の方を向き言った。
「かっ・・・・・・母さんはそんなこと・・・!」
僕は有りえない事だと思い、声を荒げて反論した。
「そう言い切れるかしら?」
そんな僕に対して晴美さんは冷静に話し続けた。
「あなたは見たんでしょう?お母様がどんな風だったか・・・それでも、大丈夫って思うの?」
「でも・・・・・・あのとき約束したんだ」僕はKが何もしてこないという母さんが話していたことを根拠にして約束は守られていると主張した。
「もう手は出さない・・・・って」
そんな僕を嗜めるように晴美さんは言ってきた。
「・・・男はね、SEXのあと・・オナニーのあと正直冷めるでしょう?それね。女も同じなのよ」
「?」な僕。
「その時は・・・もういいかって思うの・・・満足感があるから・・・だけどね、それは長くは続かないものなの・・・・時間がたてばまた欲しくなるの・・・・」
何も言えない僕に、晴美さんはさらに話を続けた。
「精を出す男とは違って、受け入れる女の方はさらに強く・・・そして知れば知るほどさらに強く・・・欲しくなるものなの・・・・それをKは知ってるの・・だから約束したの・・・自分からは手を出さない・・・って・・・」
「だからって・・・いや・・・母さんは・・・・」
僕はそんな事はない。絶対にないと信じ、いや信じたかった。
「そうね。でも、あなたのお母様は、昨日オフィスでKに抱かれたのよ」
晴美さんは僕の一番聞きたくなかったことを、表情一つ変えることなく言った。
「オ・・・オフィス・・・って、会社で?」
僕は信じられなかった。
「会社に中で・・・・あんなこと・・・」
Kと母さんのエッチを思い出し、有り得ないと思った。
「Kとお母様は二人だけの部署だから、そういうことも出来るの・・・・・」
そして、決定的なことを晴美さんは僕に言った。
「・・・・・・ビデオがあるのよ・・・・Kが隠し撮りした・・・・・」
続きは、親の性行為目撃談にします。
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