ゆうこさんにとっては「彼」は狂おしいほどの恋愛対象のようですね。だから『息子に好きな子が出来たら、彼女が出来たら、女としては想像しただけでも気が狂いそうになります いつまでも私だけの男でいて欲しい。他の女なんか知らないでいて欲しいです』ということになるのでしょう。
こう書くとゆうこさんは怒る(あるいは落胆する)かもしれませんが、「彼」にとってゆうこさんは恋愛の対象ではなく(「お母さん」ではなく名前で呼びかけることがあったとしても)、性的欲望と性的好奇心の対象だと思います。だから、ゆうこさんがオナニーするところもおしっこするところも見たくてしかたなかった。
彼の年頃は自意識がとても過剰なので、身体は抑えきれないくらい発情していても、好きになった女の子に、キミのおしっこやオナニーが見たいとはとても言いだせません(そんなことを言ったら「○○君、ヘンタイね」と軽蔑されるかもしれない)。
でも、ゆうこさんにはそう気軽に要求して希望を叶えています(最初は敷居が高かったかもしれませんが、ゆうこさんがすぐに敷居を低くするので思ったことを気軽にそのまま伝えている)。ゆうこさんは「彼」にとっては得がたい性の対象です。そして同時に甘えの対象でもあるようです(夜中にゆうこさんの眠っているシングルベッドにもぐり込んでくるところなど、少し子供っぽい)。逆説的ですが、そこがお二人にとって救いになっているようです。
『今日も見たいと言われたので、お風呂掃除するなら良いよと言って、先ほど浴室で息子に見つめられながらおしっこをしました』というところは親子ともにかわいらしい。彼はおしっこ見学の代償にちゃんとお風呂掃除をするんですね。
彼に好きな女の子ができても、六条御息所のように生霊にはならないでください。
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