母は顔を伏せ、少し考え事をしているように見えました。気持ちの整理がついていないのだと思います。
しかし、年配の男性が『お前、ちゃんとやれよ!教えてやっただろ~?』と母に言い、この撮影が初めてではないことが分かります。
スタッフの方がその体勢に変わり、母が顔を上げます。
撮影のために、肩まである髪を後ろに束ねているのに、自分に気合いを入れようとしたのか、髪を左右に振る仕草を見せます。
母が顔を作りました。目を開き、口元を緩ませて笑顔を作るのです。
『はい、スタート!』と声が掛かりました。母は、僅かに起き上がっているチンポを握ると、僕の顔を見て『舐めさせて…、ねぇ?』と言うのです。
明らかにセリフと分かるそれでしたが、母に面と向かって言われると変な気分です。カメラの前で厚化粧をした母を、どこか母とは思えません。
母は、舐めやすいようにチンポを起こします。すぐに口から舌が出て来て、その舌を尖らせました。その尖った舌で、僕の竿を舐め始めるのです。
気持ちよさもありますが、僕はフェラチオを始めた母から視線を外しました。心のどこかで『見てはいけない。』と、僕も頭の中の整理が出来ていないのです。
監督さんから、『見て。お母さんの顔見て。』と小声で言われます。僕は頭を起こし、目を開いて母の姿を見るのです。
『ウッ…、ウッ…、』と声を出し、その頬には窪みが出来ていて、口の中にはもう僕のモノを押し込んでいました。
母と目が合いました。一瞬、『ヤバい。』とお互いに思ったはずです。本音は『何をやっているんだろう。』ですから。
しかし、母が笑顔を作ります。『気持ちいい?』と聞かれ、『うん。』と答えます。もちろん、セリフとしてです。
母がカメラの方を見ました。フェラチオをやめ、『とめてもらっていい?』と監督さんに聞きます。『この子がそろそろ…。』と、僕の射精を心配したのです。
僕の射精には、もう少し余裕がありました。さすがの母も、そんなことは分かりません。それでも、もし射精をしてしまえば、撮影が長引きます。
母はそれを心配したのです。
シーンが変わります。ベッドで仰向けになった母に、今度は僕が上から求めるようです。
『息子!喋らんでええから、「お母さん、お母さん、」』って言ってろ!』と男性から指示を受けました。
セリフではないが、にわか男優の僕にはそれは完全にセリフです。『わざとらしくならないか?くさくないか?』と変な心配をしてしまいます。
更に『兄ちゃんよぉ~、お袋の乳首勃たせろやぁ~。ちょっと触ってやれ。』と言われます。バスローブの中の乳首が、どうなっているのかは分かりません。
僕は緩んだ胸元に手を掛け、バスローブを少し開きます。母の黒い乳輪が先に見え、乳首が大きくなっていることに気がつきます。
僕は母の胸元を開き、みなさんの方に乳首を見せて確認をして貰います。
『勃っとんのか?!なら、ええわ。』と言われました。それを聞き、母はすぐに胸元を閉じます。
年配の男性が『兄ちゃんのチンポしゃぶって、お前のお袋も興奮したんじゃわ。』と笑っています。
それを聞き、母を見ました。とても悪いことをした気分です。母の乳首が勃たせる必要がないと、それをスタッフに当たり前のように見せてしまいました。
そして、母は笑われ、罵られるのです。屈辱に違いありません。そんなことも、僕は分からなかったのです。
カメラは、真横から僕ら撮り始めます。まずは、キスからなのです。AVを観てもあまり気がつきませんが、これは面倒くさい労力でした。
先にキスのシーンを撮ったのに、『また~?』って感覚になってしまいます。それでも、やらないと終わりません。
撮影が始まり、僕は母に顔を近づけると、『お母さん…。』と言ってみました。これからのための練習もありますが、何を口にして気合いを入れたのです。
居心地の悪いキスが、また始まりました。もう最初から、ディープキス全開です。先に母の方が苦しくなり、顔を背けたがります。
しかし、母は顔を背けることもなく、我慢をしながら受け続けていました。しかし、僕は逆でした。
ある時を過ぎた頃から、母とのキスに違和感が無くなり始めたのです。もちろん、母の匂いや香りはしています。
それにも慣れて、どこか麻痺をしていたのかも知れません。『お母さん、お母さん、』とセリフを吐きながら、母を求め始めていたのです。
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