信頼できる女性、頼もしい女性、その頃の母のイメージです。いつも僕を救ってくれる、50歳を過ぎたスーパーウーマン、それが母でした。
『強い女性への憧れ。』、男なら誰しも抱いてしまう女性像。僕は、それを母に重ねてしまっていたのです。最高の女性が母なのでした。
この頃、残業も多く、帰るのは夜21時になるのはざらのこと。夕方の17時にしまって家に帰る母も、こうなるとお風呂は先に済ませています。
そこに帰り、22時にお風呂に入るのです。洗濯機の中を覗けば、スーパーウーマンの脱いだ下着がそこに入っています。
『どうせ、このあと洗濯機で洗われるもの。』、その下着は当然のように風呂場に持ち込まれ、そして犯されるのです。
憧れているの女性が脱いだ下着。それだけで、チンポはいくらでも勃起をしました。毎日、びしょびしょになって、洗濯機の中に投げ捨てられるのでした。
会社のロッカーの下着、洗濯機の中の下着、そしてタンスの中の下着、母は全てに誰か手を付けられ、それを汚されました。
特に洗濯機の中の下着には問題がありました。それと分かるように、白い液体までご丁寧に付けられているのです。
会社でも食事中でも、普通に真面目に話をしているのに、下着にはイタズラをしてしまう息子。母の我慢にも限界が来つつありました。
『お母さんの下着に何かしてる?』、凍りつきました。いい仲が気づけていると勘違いをしていたので、余計にです。
『母は何も言ってこないだろう。』とたかをくくってしまい、見えないところで5年以上も大胆に行動をしてしたので、その言葉には参りました。
全部バレているのを承知で、『なにが?』と聞き返します。『お母さんの下着、汚れてるから。』と言われ、『そう。』としか答えられません。
『ずっと汚れてるの!ずっ~と!!』、母の口調が変わり、苛立ちを見せたのが分かります。『あっちゃんやろ?怒らないから言って。』と言われました。
しばらく時間をもらい、最終的に『僕…。』と答えました。
修羅場でした。普段はおとなしい母ですが、裏切られたと思い爆発します。『なんで、こんなことするのー?楽しいの??』とバカにされます。
『こうなったから言うけど、わたし何枚も捨ててるんよ!汚されては捨てて。こんなの、何回させるの!!』とそれは険しいものでした。
『どうせするなら、他の女の子でしなさいよ!!私のでしないでよ!!』と、そこまで言わせるほどでした。
しかし、僕の感情も大爆発。とても親子の会話とは思えなくなってしまいます。
『なら、セックスさせてよ!僕、母さんとセックスしたいわ!』と、かなり奥にしまっていたはずの自分の本心が勢いよく飛び出してしまったのです。
予想もしない言葉に、母の顔が引き吊りました。しかし引けない母は、『あんた、なに言ってるのよ!!??』と答えるのでした。
母は逃げました。もう、この場には居たくないようでした。いい仲が築けていると思っていたのは、ただの間違いでした。
これを期に、母との関係はおかしいものになって行きます。同じ家で暮らしながら、もう本音も言えない空気のような関係になっていくのです。
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