今日はヤツの誕生日だったりする。
しゃーない。
無駄な出費だと分かってたけど、
何かくれてやろうと買い物に行ったわけよ。
ちょうどヤツもパチンコに行ってたし。
何がいいか?何が欲しいのか?
考えたすえに香水にした。
案の定、家に帰るとヤツはまだ帰ってきてない。
わざわざ帰りを待って手渡しする必要がないから、
紙に『オマエにやる!』と書いてブツと一緒にテーブルに置いてゲーセンに行った。
夜、家に帰るとニヤニヤしたヤツがいやがった。
甘い香りを漂わせて。
カップで夕飯を済ませるとヤツが俺の前に座る。
近い。
ニヤニヤしながら太ももをさすってきた。
「いい匂いだよな?いい匂いするよな?」
シカトする。
「いい匂いがしてるだろってば~」
「なんだよ(笑)」
「だから~母ちゃんからいい匂いしてるだろ?って笑」
じっと目を見つめてくる。
「寝るわ」
「なんでだよ!(笑)母ちゃん待ってるんだってば~」
「なにをだよ(笑)」
「いい匂いするだろ?」
「分かったよ!(笑)うぜえな」
「ん~~~~~こんにゃろ」
ヤツが抱きついてくる。
セーターしか着てない。
上も下も何も着てない。
ヤツはロングセーターしか着てなかった。
「嬉しいぞ!あんがと!」
「どういたしまして冷」
「幼稚園以来だよな?プレゼント」
「さあ~」
「こぅのん!照れちゃってwチューしちゃう」
チュッチュッチュッ
口とほっぺた両方に。
「母ちゃん準備出来てんぞ!どうすんだよ?ユウちゃん!(笑)」
「寝る」
「なんでだよ!(笑)」
「たまにはマンコを休ませとけよ」
「じゃあ一緒に寝ようぜ!一緒に寝たいぃ~」
「じゃあタバコ吸ったら寝るから、布団入ってろ」
つーことで2本吸ったから寝る。
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