ここに住み始めることになり、すぐにご近所さんに僕達は紹介されることになります。母は『おじさんのいい人。』として紹介されました。
ご近所さんは『若いええの捕まえたのぉ~。』と母より10歳も年上のおじさんをからかっていました。
僕達3人の生活は、しばらくぎこちなかったです。一緒にご飯を食べていても黙り込み、それを心配した母が一人で場を盛り上げるような感じです。
そんなおじさんがお酒を飲み始めると、場は一変します。普段、無口なおじさんも酔うとかなり陽気になります。ほんと、これには助かりました。
僕と母との関係もおじさんの目があるために、ほぼ皆無になってしまいます。林の中に入ってヤることも考えたりしましたが、実際は行いませんでした。
ここに暮し始めて、2ヶ月くらい経った頃でしょうか。ほんと何気なく、食卓で変な空気を感じました。
会話をする母とおじさんが、どこか怪しく思えてしまったのです。僕の勝手な思い違いだと、その時はそう判断したのですが。
それから数週間後、おじさんから母との結婚を告げられました。今すぐではなく、タイミングが合えば…という話でした。
その話をされた夜です。寝るとき、母は与えられていた部屋ではなく、その日からおじさんの寝室に消えて行きました。
足音が母の部屋で止まらず、その先のおじさんの部屋に向かうのを聞く僕は、やはりどこか納得が出来ませんでした。
夜中に、ギシギシと音を立てるベッド。小声の母の声が聞こえる時もありました。もう、嫌でも受け入れるしかありません。
その日からです。おじさんから、よく臨時の小遣いを渡され、『町で遊んで来い。』と言われるようになりました。
僕を出掛けさせ、母と何かをするのは明らかです。しかし、居場所もない僕は、その小遣いを持って出掛けるのでした。
この田舎にも、僕と同世代の女性もいました。『遊びに行こう。』と言えば、付いてくる子もいたかも知れません。
でも、その先のことを考えてしまいます。僕と母は、逃亡者なのです。身を明かした途端に、債権者が来てしまう恐れがあります。
このまま、出来る限りにひっそりとするしかないと思っていたのです。
ここに住み始めて、4ヶ月くらいは経過していたと思います。夕方6時に寄合いにおじさんが出掛けました。僕は、すぐに母を自分の部屋に連れ込みます。
納得した顔でついてきた母でしたが、部屋に入るといろいろと口実を並べ始めます。意外でした。残念でした。
その喋り方から、僕を説得しようとしてるのが分かります。知らない間に、母はおじさんのものになっていたのです。なんか、ガッカリしてしました。
それでも何とか『お口だけで…。』と言ってもらい、4ヶ月ぶりに母の口の中に入って行きました。
僕は性欲も精子も貯まっていて、母の口で受けきれないほどの射精でした。母はティッシュに吐き出すと、僕の前に座り、話をして僕の様子を見ていました。
僕の納得と満足を確認していたのです。話終えると、立ちあがり、部屋を出ようとします。
その姿に、僕は『せっかくのチャンスなのに、勿体ない。』と思ってしまったのです。再び、手を掴むと、母の唇を追い掛けてしまいました。
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