【特別編その3】
彼女が「ちょっときつい事を言うかも知れないけど、それは私の考えだから
あなたがそれをどう取ろうと構わない。それくらいのつもりで話すわね」と
言って私の悩んでいることについての意見を聞かせてくれました。
「あなたがその悩みを解決したいならあなた自身がどうすれば考えなきゃ
ダメだと思う。他人の考えなんて気にしない。あなたには選択肢が
いくつもあると思うの。1つはお父さんとのセックスを辞める。もう1つは
彼と別れる。そしてもう1つは彼にすべてを話す。それを認めるかどうかは
彼に選んでもらうしかないと思う。そして最後はその悩みを抱えたまま
今の状態を続けるって選択かしらね」と言われました。
私は「それはわかっています。でもどれを選ぶことも出来ないんです」と
言うと「そうね。だから悩んでいるんですものね。でもどうにかしたいって
思うならどれかを選ばなきゃね」と言われました。
私は「かりんさんはそんな風に不安になったことはないですか?」と聞くと
はっきり「ない」と答えました。かりんさんが「私が付き合っている人は
私が好きな人なの。4人をランク別けするつもりもないし、全員同じように
好きなの。そして全員にありのままの私を知っておいて欲しいの。
もしそれでそんな私を嫌だって思うなら残念だけどお付き合いは出来ない。
それでも私の事を認めてくれて私を好きだって言ってくれるから
付き合ってるの。だから不安に思う事はまったくないの」と言いました。
さらにかりんさんは「こんな事を言うのは私のポリシーに反する事だし
あなたの判断に何らかの影響を与える事になるから・・・普段は絶対
言わないし、参考にもして欲しくないんだけど・・・今日が言いたい気分だから
言わせてもらうわね」と言って話を続けました。
かりんさんが「私なら彼氏にすべて話す。ありのままの私を知ってもらって
すべてを受け入れてもらわないと嫌だから。それは私の考えでそれを
あなたに真似して欲しい訳じゃないの。でもね・・・もしあなたが彼に
すべてを話そうと思っていても・・・これは本当に大きなお世話だと
思うけど・・・もう少し待った方が良い」と言われました。
私が「どうしてですか?」と聞くと「あなたから聞いた話だけで判断するけど
彼は本当にあなたの事が好きなんだと思うわよ。でもね・・・まだ彼は
あなたのすべてを受け入れる覚悟は出来ていないと思う。だから
もう少し・・・もっとかな・・・お互いの信頼を重ねてからにした方が
良いと思うの。そしてあなた自身もまだその結果に対して覚悟が出来て
いないと思うの。だからまだ早いと思うの。それもツラいとは思うけど
彼が出す結論、そして悪い結果になってしまった時・・・それを受け入れる
ことが出来るようになってからでも遅くはないと思うから・・・」と言われました。
そんなことをかりんさんから言われ、私は車の中で泣きそうになりました。
私が「あ~・・・もうなんか泣きそうです」と言うとかりんさんが「泣いちゃ
ダメよ。泣くってことは自分のしていることに後悔している証拠。
そしてそれは彼やお父さんに失礼なことだと思うわ。
私は後悔したくないし、彼氏たちを傷付けたくないからこそ、すべてを
話しているの。」と言いました。
私が「かりんさんって強い人ですね」と言うと「違うわよ。私は強くなんか
ない。自分に正直でいたいだけ。そしてそんな私を彼氏たちに知って
もらってありのままの私を好きでいて欲しいだけなの」と言いました。
私がかりんさんに「でも彼氏さんたちみなさん素敵な人ばかりですね」と
言うと「うん。そうなのよね~」とそれまでの表情とは違った顔で
すごく嬉しそうに彼氏自慢をされちゃいました。かりんさんは本当に
彼氏さんたちそれぞれが大好きなんだと思いましたし、彼氏さんたちも
本当にかりんさんが好きなんだって思いました。
それから話が変わって私と彼とのエッチについて話をしました。
父で得られる満足が彼では得られない原因のようなものを聞くと
やはり彼と父との経験の差みたいなことを言われました。
父の場合は私がして欲しい事を言わなくてもしてくれる。彼の場合は
私が言う事で初めてしてくるので、すでに答えが出た状態でするので
興奮が少なく結果的に満足も少ないのではないかと言われました。
かりんさんは自分からして欲しい事を言わないそうです。それは
彼氏さんに気付いてもらいたいからで、自分から言うとそれだけで
終わってしまうのでやはり興奮は少ないそうです。それは男性側の
テクニックの1つで指使いとか腰使いと言ったテクニックとは違うものだ
そうです。相性のようなものも影響するそうですが、女性がして欲しい
ことに気付くテクニックを持っている男性とのセックスはやはり興奮
出来るそうです。
それから男女の駆け引きのテクニックみたいなものもいろいろ教えて
もらいました。もちろんそれがすべての男女に当てはまるものでは
ありませんが、参考にはなると思いました。
初めて父との関係を他人に話しましたが、後悔はありません。
むしろ話を聞いてもらえたことでスッキリした気がしました。
それからかりんさんからいろいろ話を聞けてすごく参考になりました。
かりんさんとはまたお話したいと思い、そう言うと快く引き受けてくれました。
ずいぶん長くなって内容もゴチャゴチャしていて申し訳ありません。
上手くまとめることが出来ませんでしたが、とりあえず彼との信頼関係を
もっと深めて、いつから彼にすべてを話そうと思います。それは父との
ことだけではなく、過去の事など彼が知らない私をすべて話すことで
彼に私と言う人間を知ってもらいたいと思いました。
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