【特別編その2】
あまり詳しい話は書きませんが、いろいろな考え方が聞けて参考に
なりました。本当ならそれで解散だったんですが、もう少しかりんさんと
話がしたくてお願いしたところ、快く受けてくれました。ただしあずちゃんと
真由さん抜きで話がしたかったので2人には帰ってもらいました。
狭いけど私の車の助手席に乗ってもらいました。実はかりんさんの
話を聞きたいのではなく、私の話を聞いてもらいたかったんです。
その日、初めて会った人でしたが、いろいろ話を聞くうえでかりんさんは
いろいろ経験も豊富だし、信頼出来る人だと思い、私が今、抱えている
不安のようなものを聞いてもらおうと思いました。
まず私がかりんさんに「誰にも言わないで欲しい事なんですが・・・」と言うと
「それはあなたが判断して。私が誰にも言わないと思うなら話してみて」と
言われました。そう言われ私は「この人は誰かに言ったりしない。そして
何を話しても驚いたりせず、客観的に彼女の意見を聞かせてくれる」と
思いました。
私は彼の事、そして父とのことを話しました。ここで書き込む以外・・・
しかも直接誰かに父の事を話すのは初めてでした。それでも私は
ありのままを話すことが出来ました。父と関係が始まったきっかけから
その後、彼氏が出来てもそのまま関係を続けている事。そんな普通では
ない状況に悩んでいると言いました。
するとかりんさんは「あなたにとって普通って何?男の人1人に対して
女の人1人。その2人がパートナーとしていることが普通なのかしら?
だったら私はあなたから見れば異常でしかないわね。でもね・・・私は
これが私に取って普通だと思っているの。世間がどう思おうがそんな
ことは気にしないの。だから私は彼氏みんなに他にも彼氏がいる事や
風俗で働いていることも話してあるの。それが私だから知っておいて
欲しいから・・・そんな私でも良いなら彼女にして欲しいと思ってるから」と
言いました。
更には彼女が風俗で働く理由を話してくれました。彼女はただお金が
欲しいから・・・と言いましたが、それは自分のためでもあり、子供の
ためでもあるんだと。風俗じゃなくても良いけどそれくらいしか出来ないから
しているんだと言いました。
私は彼氏さんたちの誰かが風俗を辞めるように言わないかと聞くと
「それを言うならその代わりになるような仕事を紹介して欲しい。
彼氏たちにお金を出せとは言わない。でもお金が必要だから働いて
いるんだから、その代わりになる仕事を紹介してもらえるならいつでも
辞める」と言いました。
それから彼女はこんな話も聞かせてくれました。
実は4人で話をしているときに、私がすごく失礼な質問をしたんです。
それは「本番ってあるのか?」と言った内容でした。彼女は特に
表情も変えず「ないわよ。それは日本の法律で禁止されていること
だからね」と言いました。でも彼女は私と2人になってからそのことについて
話をしてくれました。
かりんさんが「さっきも言ったけど私はお仕事で男性とセックスしたことは
一度もないの。正直、セックスしたいと思わないような人とセックスを
するつもりはないし、したこともない。でもね・・・お客さんとセックスした
ことはあるわよ。でも、それは私がしたいと思って相手もそう思って
くれたから。そんな場所でそんなことをしていて、私がその男性に
魅力を感じ、興奮させてくれたらやっぱりしたいって思うわよ。
私のそんな気持ちに気付いてくれて、その男性がしたいと思うなら
しちゃうわよ。でもそれは男と女としてしているだけでお仕事ではないの」と
言いました。
かりんさんが「確かに私はいろんな男性とセックスしてるわよ。でもそれは
私がしたいからしているだけなの。人から見れば誰とでもセックスしている
軽率な女だって思われるかも知れないけど、私はそうじゃない・・・
誰とでもではなく、したい人としてるの。自分に正直なだけよ。
人から淫乱だとか尻軽だとか思われても私は気にしない。これが
私なんだからね」と言いました。
かりんさんがしていることは世間からはなかなか受け入れられないことかも
知れません。でも私は彼女の信念みたいなものに共感することが出来ました。
するとかりんさんが私にそんなかりんさんをどう思うのか教えて欲しいと
言いました。それはかりんさんが私にどう思われているのか知りたい
訳ではなく、私がどう思うのかを知りたいようでした。
私は正直に「私はかりんさんの考え方がわかる気がします。私も同じで
セックスしたい人としています。父の場合は好きとは少し違う感情ですが
それでも私は父とセックスしたいと思っていますし、父も私とセックス
したいと思ってくれているからしています。彼に付いてはもちろんお互いに
好きだし、セックスしたいと思っているからしているんです」と言いました。
かりんさんは「私はそれを肯定も否定もしない。それはあなたはあなたで
私は私だから。人それぞれであなたがそれで良いと思ってしているなら
それはそれで良いと思う。でもそれなのにどうしてそれを不安に思うの?」と
聞かれました。私は「やっぱり彼がいるのに父とセックスをしていることを
後ろめたく思ったり、彼に申し訳ないって思うので・・・」と言うと
彼女が少し考えて「私は普段、他人の考え方について良いとか悪いとか
言わないの。その人はそう思うかも知れないけど、私はそうじゃなくて
こう思う・・・みたいに言うのね。それは私は私、他人は他人って思ってる
からなんだけど・・・だから今もあなたがどう思うかについてそれを私が
意見するつもりはないの。でも今日、こうやってあなたと話をして
少し私の考えを聞いてもらいたいって思うから・・・話すわね」と言って
彼女の考えを話してくれました。
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